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完全なるコピー

双方では、それぞれエイト以外が戦闘態勢に入り、相手の出方を伺っていた。


…突然ですが、人はどのようにしてどんな行動を取ろうとするのか考えた事はありますか?

私は、色々な事象と経験が密接に絡み合い、行動が導き出されると考えます。


だとすれば、完全に経験そのものすら同じの人間が出逢った時、何が起こるのかーーーー



2人のクレイズが同時に地を蹴った。

そして、同時に逆回し蹴りを放ち拮抗する。

まるで鏡に映る自分。

その違いを挙げるとすれば、左右が逆転していない点だけだろう。


「「行くぞッ!!」」


同時にアルズが声を上げ、金槌を打ち合わせ、『鍛冶屋』の能力を発動する。

同時に金槌を失った2人は、()()()()()()()相手の金槌を手に取り、再度『鍛冶屋』を発動。

接近戦の手段を失ったため、魔法を相殺させながら、2人はゆっくり後退する。


「「ふっ!!」」


ジョーカーが同時にダイヤの『3』を投げ、解放。

召喚された三叉槍をチャクラムで弾き、そのまま投擲、交差したそれは、あらぬ方向へと落下する。


「「僕がホンモノだッ!!」」


そう主張しながら槍を打ち合わせるアストル。

どうやら自分がもう1人居るという事実を、『やりたい事が全く同じ奴が居る』というように捉えてしまったらしい。


グルグルと遠心力を掛けて槍を叩き合わすせいで、どっちがどっちか分からなくなってしまった。

そして、やっとの事で攻撃が命中するが、同様に自分にも同じような攻撃が命中していた。

苦し紛れの一撃を放ち、自分もまた、悪足掻きを喰らう。




「簡単な引き算でしょう?イチ引くイチはゼロ。

永遠に自分の攻撃の応酬を受け続け、最後にはお互いに消耗し合ってくれれば…」


女神は少女に目を向ける。

また己のエゴに少女を利用しようと企むのだ。


「ふふふふ………戦え…!戦え…!!!」




「「くっ…酷い目に遭った……しかし、世界は素晴らしいもので溢れている!絶対そう言い切れる!!」」


そう言い切った後、彼は考え事を始めた。

明らかにお互い消耗し合っている。

そして、『あっち』もそう考えているだろうと、そういう確信めいたものがあった。


「「うーん。」」


彼は考えていた。

そして、不意に考えが浮かんだ。


「そうか、アレがあった!」「クソっやられた!」


2人の声が、初めてすれ違った。

そして、エイトは走り出した。


ーーー皆さんは憶えているだろうか、『対照実験』という言葉を。

条件がひとつだけ違う二つの実験を比べる。

確かそうだったと記憶しているーーー


私は先程、『事象と経験が』と書いたが、それでは不十分だった。

場所も同じにする必要があった。


「誰かアイツを止めろっ!!」


エイトがそう叫んだ。

…この玉座の間、外からの襲撃なども考慮して、窓は開かず、出入り口は(隠し通路を除き)メインの一つだけとなっているのだ。


「これで…動きはバラバラだ!!」


実は、エイトは自分と同じ動きをする敵と戦った事があり、対処法を知っていたのだー!!!

…貴方は、ゼ○ダの伝説をプレイした事があるだろうか。

出てくるんです。同じ動きをする敵。

アビスの誤算は、場所を選べなかった事と、日本ではこういう動きをする敵と戦えるという所にあった。



「クソッ!!!なんなんだアイツっ!!!」


台パン行為はおやめくださいっ!

いつも読んでくれてありがとうございます!!


まさかの対処法。

私も書いていてその手があったか!

ってなりましたよ。(自画自賛)

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