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みんなが集まる展開って燃えるよね

「練殿ォ!!!」


聞き覚えのある声がする。

脳裏に浮かぶのは、猫耳モジャ髭おじさん。


「………さぁ!ここは彼等に任せて!我々は援軍に行こう!!」


練が早歩きをする。

背後の猫耳おじさんは全力で走っているようだが、ステータスの差が大き過ぎる。


『ちょ…ごしゅっ……』


突然早歩きを始めた練を咎めようと、カオスが口(?)を開く。

しかし、背後を見て、気が変わった。


『そうですね!私達には行かなければならない場所があるんです!!全速前進!!!』


練が、早歩きではなく、完全に走りモーションに移行し始める。


「ハッ!パパーー!!!置いてかないでーー!!!」


ルミナが全力で疾走する。

モジャ髭を一瞬で追い抜かす。

勿論ルミナは1ヶ月の間、ずっとモンスターと遊んでいたので、物理ステータスは練よりも数倍高いのだ。


「えぇっ!?ルミナちゃん!練君!!単独行動は危ないよーー!!!!!」


クロノスが、神である事を見せつける様にホバー移動する。

どうして神になると、ホバー移動できるのか。

練が一度聞いた事がある。

なんと、原理不明らしい。便利だから良いか。


「瞬間移動でいいよね」


「瞬間移動、本当に便利です!」


魔導記憶使用者の二人は、向こうに練が着くまで休憩タイムだ。


「シルフィア!……なんだか大きくなったね」


シルフィアが振り向けば、シルクがそこに立っていた。

ボディガードの様に横に立つのは、練が作ったメイドロボだ。


「お父様……はい!私…シルフィアは、とっても大きくなりました!」


身体の成長は、未だに無い。

だが、彼女の内側は、大きく成長していた。

一言で表せない、沢山の出来事が、不経病で人に触れ合えなかったシルフィアを、一気に成長させたのだ。


「…明るく、なったね、シルフィア……練さんが来てくれて…本当に、良かった」


「お父様!涙が…」


シルクは、いつの間にか、泣いていた。

子の成長を知ると、親という生き物は、涙脆くなってしまうのだ。


「ご主人様っ!失礼します!」


隣…シルクから見て右のメイドが、シルクの頰を流れる涙を、舌で掬った。


「んなッ!?」


シルクが勢いよく右を振り向く、顔が高速でぶつかる。

…結果、二人は顔を合わせて蹲る。

感動もクソも無い状況。

シルフィアの表情は無に変わっていた。


「何をしているのですか?きららさん…?」


メイド右…どうやら『きらら』という名前らしい。

その表情が蒼く染まる。

すぱーん、軽快な音を立てて、ハリセンが炸裂する。


「痛いですよぉ…よいかさん…」


メイド左は『よいか』という名前らしい。


「では、メイドらしい立ち振る舞いを身に付けなさい。」


なんとも個性が際立つメイドだなぁと、シルフィアは血涙を流していた。

ツクヨミさんは、呆れていた。

いつも読んでくれてありがとうございます!!


きららの名前は雲母。


よいかの名前は宵華、というらしいです。

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