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学園編の予感

「どうしようか…」


「どうしたんだ?シルク」


どうも、護衛が終わって家に帰った後も毎日のようにお城に入り浸っている金子練です


「いやーシルフィアが学校に行きたがってるんだが心配で」


「え?この国に学校は無いよな…?どこの学校だ?」


「魔族の国の、あっリベドって言うんだけどね、そこの魔導学校、確か名前は…リベド魔導学園だっけ?うん、多分そうだね」


魔族…学園…魔法じゃなくて魔導ッ!


「俺も入学する!」


「あぁ、じゃあ掛け合ってみるよ」


「おっしゃあー!キターー!!」


「…大丈夫?」


「大丈夫、頭おかしい(いつも通りだ)よ」


「…そうか、それなら、いいんだけど…って!良くないよ!」


「いいんだ、それが俺という人間だから」


「何を言っても無駄みたいだね…」


「その通りだ!ハハハハッ!」


「絶交しよっかな…」


「やめて!それは冗談にならないから!やめて!」





「…よく考えたら俺が居なくなったらこの国やばくね?」


なら、対策を考えないとな


「そうだ!深淵に反応する魔導具を作ればいいんじゃね?」


なら、作りましょう


…素材はどうしようか、いくら使っても良いもの…あと、綺麗な物だな、それなら簡単に手放さないだろ…綺麗な物といえばダイヤだよなー…確かダイヤは炭素から出来てたんだよなー


…炭素!空気中の二酸化炭素を使えばほぼノーコストだ!では、早速量産しよう!


「先ずは空気中の二酸化炭素を炭素に『還元』」


どっさり出来たなー日本とは空気の比率が違うのか?


「まぁ、いいかなっと、次は炭素をダイヤに『錬金!』」


…まあ、あの形のまま出てくる訳無いよな、それじゃあ小さいペンダントにでも『する』かな


錬金(やっ)ちゃったよ!まぁ良いけど」


それにしても糸が付いてくるとはな…どっからてできたんだ?まぁいいかなーそれじゃあ纏めてペンダントに『なれ!』


「よし!完成だ…っと忘れてた全てのダイヤのペンダントに半径10mに深淵を感知すると音が鳴る効果を『付与!』」


ビービービー


「うるさ!…あぁ、成り代わりの宝玉に反応してるのか、なら!成り代わりの宝玉を『此所に』」


あれ?なんか多いような…?まぁ、いいかな




「アビル様!」


「ん?どうした、何かあったのか?」


「…成り代わりの宝玉が…消えました」


「なんだと!何処に消えた!」


「判りません!現在探しています!」





そして、これは次元の狭間にでも『棄てておくかな』


ふぅ、音が止んだな…あれ?錬金術が効いた…


うーん、単に対象の問題かな?前は成り代わりの宝玉の効果を消そうとしたけど今回は成り代わりの宝玉の位置(・・)を錬金したからな、そういう問題かな?…うん!そうだ!


「まぁ、取り敢えずこれをシルクに渡せば俺は夢の学園生活だ!待ってろ学園生活ライフゥァ!」




『パパーなんで荷物纏めてるの?』


「ん?それはね、パパが学校に行くからだよー」


『ルミナも行く!』


「えーと、でもな、ルミナは12歳になってないだろ?だから…お家でパパの帰りを待っててくれ」


『うぅ…』


「ごめんな?ルミナ」


ん?なんでルミナを学校に連れて行かないのかだって?そりゃ…ん?本音を言え?…こんなに可愛い娘が学校に行ったら、絶対に悪い虫が付くだろう?そういうことだ!


『パパのバカァー!!』


「…ごめん、ルミナ」


でも、それは…ルミナが変な目で見られるのが嫌だからなんだよ!




その後、ルミナはクロノスの部屋の前に居た…


『…クロノスちゃんに協力を頼むの、シルフィアちゃんの好きにはさせないの!』

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