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修行して風変わりってのは定番ですよね

ジリジリと迫る勇者達、身体は血塗れで黒い学生服が紅く染まっている


「ははは……あっけな……こんなんで…こんなので終わりかよ…ッ!!!」


膝をついた、けれども立ち上がる、それは彼がーーー


「死んで…たまるか……ルミナが…!!ルミナと…約束したんだ…!!ずっと一緒……だっ……て!!!」


約束したから、もう遠くに行かないと、置いては行かないと、そう誓ったから、だから立ち上がれた


「まだ、立ち上がりますか、では…どうです?貴方が私達の同士になれば……貴方の家族、友人、仲間には手出ししません」


過去の彼ならば喜んで受けただろう、しかし、彼は受けはしない、受けられない理由があるから


「話が…繋がって無い…ぞ…アビス……そろそろその…仮面も限界か?…へへへっ……そんな抜け道…駄目だ……そんなルミナが悲しむ様な抜け道…許されないし俺が許さないッ!!!」


「ーーーでは、仕方ありませんね、さぁ…彼を救いなさい」


勇者の1人が口を塞ぎ、勇者の1人が剣を振り上げる


…参ったな…これじゃあ逃げる事も出来ない……結局の所…どっちでも一緒かーーー



その場で、数秒くらいの時が流れた、それは瞬きと瞬きの間くらいの時間、けれど剣を振り下ろすには充分過ぎる程の時間だった、けれど、彼は生きていた、彼の目の前に迫っていた剣は伝説級、それにもかかわらず、根元から先が消失していた


「こ、これは……馬鹿な…あの一瞬でそんな事が…起こるだなんて…!!」


彼の目の前を遮る勇者が地に倒れ伏した、その彼の目に映ったのは、服は少し変わっているけれど、少し背が高いけど、その見覚えのある顔は忘れもしない


「ダーク!!…ライト!!」


面影の残る少女の表情を見て、彼は安堵した、けれども現実は異常である


「ごしゅにぃさまぁぁぁぁぁ!!!!」


普段の2人からは想像も出来ない甘い声を出しながらこちらに飛びついて来た


「いやそもそもごしゅにいさまってなんだよッ!!!新しい言葉つkグボァ!!」


残り少ないHPにもかかわらず頭突きは腹のど真ん中に突き立った、そうすればどうなるか


「ぐ…は……」(ピーーー)


「ご主兄様ぁぁぁぁぁ!?!!!!」


シリアスは破壊された、おのれディ○イドォ!!アビス側は何したら良いのか分からなくなって固まっていた


「「なにしてくれとんじゃぁぁぁぁ!!!!!」」


何故かそこに存在しているダークとライトが頭突き野郎に強烈なダブルドロップキックを決めた、綺麗に両方顔面へと直撃したそれは、シリアスを更に破壊した


「……説明を」

いつも読んでくれてありがとうございます!!!


カッコよく登場させるつもりが…何故シリアスを破壊してしまったんだ…

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