シリアス続き
「…まさか、俺が居ないうちにこんな事が起きていたなんてな……」
破壊されて行く街並みを傍観するしかない歯痒さに堪えながら言葉を溢す、先程娘に叫びながら抱き着いていたという事実が彼を責め立てた
「俺が居ないうちに?それは余りにも傲慢過ぎませんか?これだけの神が同時に攻めてきたんです、貴方が居ようが居まいが変わりません」
「そんな…そんな言い方無いと思うの!!それにパパは誰よりも強いの!」
彼女の言葉にルミナが食ってかかる、それを片手で制して彼女に問う
「なにが言いたい、ハッキリ言ってくれ」
「ハッキリ言いましょう、貴方は内側のツクヨミ様を抜きにしたとしても強い、なにせ時空神と同等に戦い、勝てたのですから、それは認めます」
「ならーーー」
その彼の言葉を遮り、彼女は否定する
「しかしながら貴方の強さは圧倒的では無いのです、神と対等に戦えるから何ですか?戦況は殆ど変わらないハズです」
彼は黙り込む、強くなった、あの2人に見合う主人に成れたと、何処かでそう決めつけていたのだろう、もしこの場に2人が居れば…彼女に否定されたように、否定されてしまうだろうか
「…それに……コレが、この状態がベストだったんですよ、知ってしまった未来の内、この状態が最高だったんです、ここまでたどり着いた…私の努力まで貴方の傲慢さで潰さないでください、未来は変えられるけれど…行き先は決まっているんです、貴方が気に病む必要はありません」
「…もしかして励ましてくれてるのか?」
「なんだ、ただのツンデレだったの」
ルミナが安心した表情で発したその言葉を即座に否定する
「ルミナさ……ちゃん、デレてません、デレる予定もありません、誰がこのロリコンにデレるんですか?幼女ですね!でも私幼女じゃないので!!ヒロイン候補ですら無いので!!!」
「うん、まぁ、反応無いしな、ヒロインになりたいならトラックに轢かれて貰わないと…」
その言葉にハクアが反応する
「その…とらっく?とやらは全く分かりませんが、しょうがない、ロリコンDeath☆死ね」
「今の言葉から純粋な悪意しか感じなかったの…!」
「……あっ、そろそろ記憶映像が途切れますね、話が逸れていましたし、丁度いいでしょう」
暫くせずに世界が停止する、
「おい!待てッ!お前には…まだ言いたい事が!!」
「現実の方で話せば良いでしょうが、バカですか?」
「いや…ちょっと言ってみたくなって…」
小さな溜息と共に彼女の姿は見えなくなっていった
いつも読んでくれてありがとうございます!!!
シリアス?ちょっと違うねー(発作)




