最悪の状況
「…た、倒せた…みたい…だな………」
彼は勝利した、しかし、普段の何倍もの力を出した影響か、戦いに勝利し、気が抜けたのか、それは不明だが……
「パパ…?…大丈夫なの!?熱っ!………パパ?」
普段の150倍の力を出し、それをフルに活用し、行動する、それは彼にとって異常な程、負担になっていた
「ルミナ…怪我は…ないな……よかっ……ぁっ……」
既に身体の自由は無くなっていた、そのまま前のめりに倒れ込み、娘へと身体を預ける
「パパ……パパ…!パパ!!パパッ!!!パパ!!!…パパぁっ…!!!…!ママみたいに……パパを治せたら…!んんんんんん!!!!!」
「はぁ〜…ご馳走様〜最高に美味しかったよ〜……え嘘、シリアスタイム?」
自分の父がこんなに苦しい思いをしているのに…きっとそう思っていた、だから腰のホルダーからそれを勢い良く抜いた
「煩いの………しりあすとか、そんなものわかんないの……」
「……はぁ〜…冗談だよ!まぁ…ウチ、来る?」
「いいの?…本当に、いいの?」
「いいからいいから!来なさいって!さっきのご飯のお礼に……甘〜いって奴を堪能させて…ア・ゲ・ルっ………!」
「ありがとう……なの……」
ーーーという感じで、彼は名前も知らない暴食の使い手と知らないうちに夜を共にする事になるのだが…
…まぁ、彼の物語は…彼が目覚めてから…けれど、彼が眠っている時も…時間は進み、物語は進み続ける…今は彼以外の物語を覗いてください、お願いします
「ポ、ポートさん!!」
嵐の様に騒がしくドアが叩かれたかと思えば、すぐさま扉が開かれた
「なんだぁ…煩い…徹夜明けで眠いんだが……」
返答を返すのはギルドの頂点、ギルドエンペラー、しかし、今日はいつもの覇気は感じることは出来なかった
「ええっと!!…その!……先程リベドから…『誰もこちらに来させるな』と、連絡がありまして…!!!」
「んぁ……?リベドってなんだっけぇ………」
「…は……?」
「じゃあ…通達…しろよ、ギルドエンペラーが!許可しまぁす!!!よしっ!…じゃあ寝るから…おやすみ……」
「は、はぁ…では、その様に………」
「…もう夜だけどお兄様が帰って来ませんね、それにルミナちゃんとクロノスさんも居ません……一体どこへ……探しましょうか……」
しかし、彼女が彼を見つける事は無い、衰弱し、肉体の魔力を全て自身の存在維持に使用している…この状態で彼の微弱な魔力を感知する事は不可能に近い
「はぁ〜負けたのじゃあ…将棋、上手じゃなぁ」
「兄さんに鍛えられたからね!」
「本当に…父上そっくりなのじゃ…」
「へぇ〜そんなに似てるの?」
「あぁ、次はチェスをするのじゃ、父上はチェスは苦手だったのじゃ…」
そして……場所は変わり……
いつも読んでくれてありがとうございます!!
練が居ないとシリアスが捗る〜!ギャグは…死んだか…




