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主人公は理不尽な位が丁度良くない

「………はははっ!誤算でしたね!!そこの暴食と共に私達を倒すつもりだったのですか?残念ながら暴食はその食事を摂るので精一杯の様ですよー!!この物量差…負ける要素がありませんねぇ!!!」


煽り性能高っ!?なんだこいつ!!しかし、やはり物量差というモノは事実である訳で…


「前より…ギルドの時より多い…?」


流石にノーコスト蘇生は強すぎ、まぁ蘇生にラグがあるんだろうなぁ、それだったら兵士の随時補給もできる訳だし、倒し切れる訳無いもんな


「パパ…逃げるの!多分勝てないの!勝ててもパパが嫌な目に遭うのは嫌なの!!あそこの人だけで多分大丈夫なの!!」


「確かに、言えてるよ、この人だけで大丈夫そうだけど……」


「そうなの!大丈夫なの!!パパがいなくたって…きっと大丈夫なの!!!」


…ちょっとだけ傷付いたぞ……


「ルミナ、大丈夫だ、嫌な目には遭わないよ、そんな目に遭う前に全員倒せる」


自信満々、余裕綽々といった表情に、それを心配する様な彼女の表情、それらは人を苛つかせるには充分すぎた


「言ってくれますねぇ……別れの挨拶ぐらいさせてあげましょうと思っていましたが…気が変わりました、始末しろッ!!!今すぐだッ!!!」


瞬間、まるで水門から水が一気に放出される様に、深淵達は彼に向かって突撃する…!!


「ルミナ…『高い高い』!!!」


精一杯の力でルミナを宙に放り投げる、その動作は一瞬で終了する、突然目標の1人が居なくなった事を理由として、一瞬、その黒い濁流は停止する


「お掃除だ…!!!先ずは『強靱化』」


効果はステータスの強化3倍、KUMA=SANに鍛えられ、強化されたステータスを更に強化すると同時に残像を残して練の姿が消失すると同時に現れて攻撃を加え、また姿を消す


「お次は『強化ライズ』!!」


更に強化5倍、強靱化と合わせて15倍の強化を自身に施す、SPDがカンストに達した事を理由に残像さえ見えなくなる、更にはATKの上昇により、たった一撃にて人型のそれが爆散、つまりは全てが必殺となった


「ば、バカな……まだ再生はできる…だがジリ貧だ…!!このままでは…このままでは…この深淵である私達が嬲り殺しにされてしまう…!!自爆するしか…」


だが、彼はまだ、二段階のバフを残しているのだ、そしてそれを遂に使用する


「三段階目…『昇華(アセンション)』!!!」


強化量は10倍、よって合計強化量は150倍!既にこの世の速度で表すには遅すぎる速さ、そして異常なまでの攻撃エネルギーは行き場を失い、熱エネルギーへと変化され、結果、深淵を蒸発させ、一瞬にて消失させる事に成功…!


「ば……そんな……バカな……幾ら何でも……ズルい…ズルすぎる…!!!主人公だから…そんな理由では説明がつかないぞ…!!」


絶望だった、残像さえ残らないヤツが仲間に攻撃を加え続けるのだ、抵抗はできない、したところで意味はない、誰もあの異常なまでの力の存在に太刀打ちできずにただ犬死にするのだ……次は…私の…ば……


「お掃除☆完了」

いつも読んでくれて…ありがとうございます!!


最大3000倍のバフとか誰が考えたんだ、全く生みの親の顔を見てみたいぜ!

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