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ヤバイ奴は凄い

「よ、ようやく食べる気になりましたか…ナイスです、娘さん」


「えへへ〜」


態度とかその他諸々が鬱陶しいがルミナが可愛いから良し!次はあるぞ、ルミナが可愛かったらの話だがな!!


「…はぁ……インスピレーションって言うくらいだから新作レシピなんだろ?」


「もっちろん!!お二方の舌を唸らせて酸欠で殺す…くらい美味しいデザート…ご覧あれっ…」


「おい次冗談でもルミナ殺すって言ってみろ死体で発見されるのはお前の方だからないや殺すのも生温い存在ごと消してくれるわ……!!!あとご覧あれっ…が今までに無いくらいうざい二度とするな」


なんか知らないオーラが出てたしなんか怖かった、店主は涙目でさながら某たけしの様に震えている



でも謎オーラがルミナのナデナデで治ったのでこっちの震えも治った


「んんっ、んっ…じゃっ…じゃあ作って貰おうか」


唯、表情が豊かだった、分かりやすく言うと気持ち悪い、凄く


「勿論です!やってやりましょう!!って事で出来たのがこちらとなっております」


チョコケーキと…なんだこれ?緑…の飲み物…?いや、それよりも一瞬で出来た事の方が重要か…!


…そう、出来ていた、まるで彼の錬金術を使ったかの様に、一瞬の出来事だった


「…今………何をした?いや、()()何をした…!」


「フッフッフッフ…これが我が能力!暴食!付近の人間のステータス、更にはスキルを使用する事ができるようになる能力!もっとも…この能力の所為で私は常に空腹状態なんだけどね…!!」


そして顔に手を当て、その隙間からこちらを覗く、するとグ〜〜…とお腹の音が鳴った………成る程さっきの余裕とあの態度、こちらの攻撃を受けたとしても戦える、その自信があったと言う事か…!


「俺の能力を使い、その料理を仕上げた、そういう事だな…ッ!!」


「そう!その通りッ!!」


「違うの、この人ちゃんと作ってたの!凄く早かったの!」


………え?空いた口は閉まってない、そしてその口には驚きが詰まっている、へぇ、驚きって甘いんだ〜


「…なんじゃこりゃあーーーー!!!!甘くてふわふわしっとり〜!」


口の中にチョコの甘みが広がろうとするのをスポンジが程よく抑えている…一噛み一噛み、生地を噛み締める毎にチョコの味がする、まるでスルメイカの如く、一瞬で溶け出し、喉へと吸い込まれる筈のチョコレートが口の中で踊り続けている〜っ!!


「あぁ……あぁーー!!!パパッ!!…ずるいのぉーーー!!!!」


「本当に美味しそうに食べるわね…料理人冥利につきちゃいますなぁ〜〜…イイ顔見せてくれたから今の分はタダでいいよ〜まぁ、そっちの方の代金は払って貰うけど……ねっ?」


こ、こいつ……手強い…ッ!!

いつも読んでくれた…そんなあなたに…伝えたい、『ありがとう』


台風うざいわ〜、しかも内容が内容で腹減るし〜ホンマ無いわー

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