宿題が終わらない
「それでぇ?どういうご用件かしらぁ?」
「ルミナちゃんのお洋服を買いに来ましたぁ、とっとと中に入れてもらえますかねぇ!!」
「パパー!!やーめーるーのー!!」
「うん、ごめんね…」
…さっきまでの空気は何処へやら、一瞬で怒りは鎮火した、そしてもう片方も拍子抜けし、一触触発の空気は何処かへ行った
「うん、所でなんでここにいるんですかね」
「家族と居て悪いですか?」
…ん?家族…?聞き間違いかな
「あぁっ!すみません!練さんでしたね、姉から話は聞いています、姉が何かしませんでした!?」
……あっ、人のいい店員さんだ、確か断裁さんだったっけ?
「はい、何もしませんでしたよ」
「え!?」
当たり前だろう、ここで喧嘩をしたと言うのは簡単だ、だがな、ルミナに喧嘩はやめてと言われたのにも関わらず、喧嘩の火種を灯すのは馬鹿がする事だ
「あぁ、それは良かった!じゃあ姉さん、お店を案内してください」
「…………」
…おい、何睨んでるんだよ、俺はお前になんかこれっぽっちも興味ないからな、あくまでルミナのためだ
「…ふぅ…分かったわ、案内するわ、こっちよ」
「あっそうだ、この素材で何か作れませんかね」
錬金術でKUMA=SANの綿を取り出して断裁に手渡す、俺は思い付かなかったが…彼なら何か作れるかも知れない
「………KUMA=SANの中綿…ですか、良いですよ、何か作ってみます!」
なんだか手持ち無沙汰だったのでルミナを撫でる、可愛すぎて弾け飛びそうだ
「はぁ…ロリコンが……」
ロリコン?それがどうしたと言うのかな!今更関係ないね!…これも言わないぞ、喧嘩はダメだからな
「…チッ…こっちよ」
そう言って店の中へ誘導する、俺はルミナを肩車しながら移動する事にした、いつになくルミナが上機嫌だ、これが…俺の幸せ…だったんだなぁ……
「…で、その子の身長は何センチ?」
そういえば…測った事は無かったな…
「えーとね、いち、いち、ぜろ、なの!」
可愛い、顔も姿も見えないが、全てが可愛い、俺にはわかるんだ
「…ふーん、じゃあ、110センチで似合いそうな服をいくつか見繕ってくるわ」
「……信用性」
「パパっ!」
「……はぁ、アンタに能力封じられてんのよ!!そもそも…弟の商売邪魔するなんて姉として失格、そう思わない?」
いや、さっきの時点でもうアウトだと思うんだけどね、というかコイツが俺と戦ったとき弟がどうたらこうたら言ってたな、根は悪い奴じゃないのかもなぁ
「理由は満足ですかぁ?じゃあ行ってくるわ」
取り敢えずルミナが可愛いので一度降ろしてナデナデした、あいつの睨みが鬱陶しかった
いつも読んでくれてありがとうございます!!
宿題が終わらない!二教科しか終わってない!!そして反省しない作者!また二連投稿だよ!!!




