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異世界といえばギルドだよね?

どうも、ハーフエルフの幼女を家に連れ帰った金子練です

端から見たらヤバい絵面だけど大丈夫、すでに俺はヤバいから




「ただいまー」


『パパ~お帰り~!その子誰~?』


「私も見た事無いです」


「なんかワンパターンになりつつあるけどまぁ良いや、この子はメルって言うんだ、メル、自己紹介頼む」


「メルって言います…よろしくお願いします…」


「それじゃ私も自己紹介するわ、私はエイリーって言うの」


『ルミナの事はルミナちゃんって呼んで~?』


「エイリー…ちゃん、ルミナ…ちゃん、よろしく…」


「折角だし、一緒に遊びましょう?」


「あ…うん」


「じゃあルミナちゃんも、メルちゃんも行きましょ!」


『あ!ルミナ、用事あるから先に行ってて~』


「分かった!行きましょ、メルちゃん」


「え…うん」




『パパ~!』


「うお!どうしたルミナ?」


『パパ、最近遊んでくれないから…寂しいの』


「そうだったのか…ごめんな、ルミナ」


『パパぁ~!』


「るみなぁ~」


「ひゃぁ!…練君とルミナちゃん…そんな大胆な事を…!人前でハグするなんて…私には出来ないよぉ…うぅ…」





「さぁ!メルちゃんっ!私を殴って!早くッ!お願いします!」


「え…そんなこと…出来ないよ…」


「遠慮は要りません!早く!さぁ!早くッ!」





「ふぅ、最高だった、流石ルミナだ、とても可愛いッ!」


「ふぇぇ~」


「クロノスちゃん!?なんでこんなところに」


「えっ?…れ、練君!?」


「どうも、君の練君です」


「れ、練君の!練君のえっちぃ!」


「え?なんで?どういうこと?ねぇ!なんで?」



「まーたお兄ちゃんが馬鹿なことしてる気がするよ」

「そうですね、ダーク姉」

 




「さぁ!私を殴って!」


『みんな~遅れてごめ~ん!』


「大丈夫、あまり待ってないよー」


「え?どういうこと?」


「何かあったの?」


「え?エイリーちゃんさっきまで殴って、殴ってって」


「どういうこと?」


「こっちが聞きたいよ!」


「とにかく遊びましょ!」


『遊ぼ~!』


「…はい」




「なんで…なんで魔物と戦ってるの!」


『メルちゃん、戦いじゃないよ、遊びだよ?』


「メルちゃんも一回やってみたら?結構楽しいよ?」


「その一回で死んじゃうよ!…あ、レベルが上がった」


『メルちゃんレベル上がるの?いいなールミナは一度も上がったことないのに~』


「私も上がったことないな~」


「うぅ…視線が痛い…分かったよ!私もやる!」


『やったー!一緒にやろー』


「よーし!頑張るよー!」


そうして、練の知らない間にメルの戦闘能力、レベル、ステータスが上がっていったのでした




異世界といえばギルドだ!なので


「エルフの国のギルドに来ています!」


「何言ってるんですかご主人様…」

「本当に変だよお兄ちゃん…」


「いいだろ!俺が変なのは分かりきった事だし!」


ちなみにクロノスちゃんは仕事があるらしい

仕方ないよ…コミュ障なんだから…


「こんにちは、ご登録ですか?」


来ました、ギルド登録テンプレ!ギルド員さんが綺麗な人!…なんだ、綺麗だけど幼女じゃないのか…


「はい、登録しに来ました、俺とこの二人(・・)で」


「お願いします」


「お願いするよー」


完全に気分だが二人には分かれてもらった、若干此方を警戒してる…何でだろう…


「では、この魔道具で魔力を測定し、記録し、それをギルドカードに登録しますので、少し血を頂けませんか?」


魔力は身体中に宿る、其は血も例外ではない…


…図書館で読んだ本に書いていた言葉だ


皆、魔力を出せる訳じゃ無いからそういう仕組みになっているんだろう


「刃物が無ければこれをお使い下さい」


「ありがとうございます」


助かった…これで良いかな


「これで良いですか?」


「「あのー」」


「はい、何かありましたか?」


「針が折れてしまいました…」


「私も折れた…」


「じゃあ、新しいのを」


「「大丈夫です」」


「こっちのほうが早いので」


二人は突然自分の髪を1本取り自分の指に突き刺した


「これで良いかな?」


「は、はい…」


そのあとは、ギルドカードが魔力を記録するのに時間がかかるので、ギルドの説明を受けた


まぁ物を壊すなとか、死んでも責任を取らないとか、ランクがSからGまであってそのランクに合った依頼しか受けられないとかまさにテンプレな感じだった

まぁギルドが全ての国に支部が有って、それを統括しているギルディアという国があるということはテンプレではなかった


「出来ました、どうぞ」


「ありがとうございます」


どうやらステータスは載ってないみたい、個人情報は大事だからな…


「それでは」


「おい、ちょっと兄ちゃん」


異世界テンプレッ!柄の悪い奴に絡まれる!キター!


「お前もギルドに登録したのか!」


「おう、ガルフか、そうだな、一攫千金を狙うってとこかな?」


「兄ちゃんになら出来るかもな?」


「冗談言うなよ!」


「ガルフー依頼主んとこ行くぞって練?」


「ようオレス、俺もギルドデビューだ!」


「おう!じゃあ、奢る約束、忘れてねぇよな?」


「…分かったよ!奢ってやるよ!」


「さっすが練だ!じゃあ、期待してるぜ!」


…お金も無いしな、依頼を受けて稼がないとな


お、この依頼は良いんじゃないか?病気の治療、ランクを問わずか、貰えるお金も多いし、これにするか


「すいません、これ受けて良いですか?」


「こ、この依頼をですか?」


なんだ?周りが騒がしいな、依頼を確認するかな、シルフィア・エルティの病気の治療、うん、何も変わった事はないな


「はい!お願いします」


「はい…失礼のないようにお願いしますよ?」


「はい、わかりました」

すみません、予約投稿を失敗してしまいました

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