意識しちゃうんだよね
ルミナとあんな事があった日から…俺はルミナの事を……
「あっ!パパー!」
振り返る俺の腰に抱き着く…それだけの事、なのになんだが心臓が五月蝿く脈打っている
「お、おうルミナ」
動揺を感じたのか抱き着いたまま首を傾げる
「パパ〜どうしたの?こっからでもドキドキ音がするの〜…びょうき?」
よく考えなくても今は密着状態、ルミナの未発達だが確かにある起伏がーーーって!!ヤバイヤバイ!そろそろ本格的に思考が変態じみてきたぞ…
「あっ!あはは!!そ、そうかもなー!びょ病気かもなー!部屋でー!ちょっと一人で!休んだ方が良いかも知れないなぁーーー!!!『移動』!」
しかし、ルミナに抱きつかれたまま、場所も状況も一切変わらない
「え?不調ですか?『転移』!…やばい、ガチの方で病気かも、部屋に『行こう』!……何故?」
彼は行動を省略する、という事の本質を理解していない、大体の行動をするには「行動する!」という意志が必要なのだ!
「…パパ?」
そして今の練は行動するという意志を失っているのだ!何故か!ルミナの起伏が絶妙に柔らかいからだ!しかもよく考えなくてものーぶらだからだ!やばいからだ!
やばいやばいやばいやばいやばいやばい!!!娘なのに…一人の女性としてみてしまうッ!やばいやばい……でも鬼畜ロリコンとか言われてるし…今更感が…
お 巡 り さ ー ん
「パパ…顔も赤いの!しかもちょっとあったかい…びょうきなの!絶対そうなの!」
そうです、でもきっとそれは恋の病〜〜〜
「あ、あぁぁ!!うん!そうだな!移しちゃ悪いから離れてな!ちょ、ちょっと…バイバイ!何かあったらライト…いや、クロノスちゃん辺りを頼ってな!!」
「はいなの!バイバーイ!」
そう言って全身を使って手を振る
あ^〜可愛い!可愛いけど可愛いしかも可愛い!
「ルミナは…変わらないな…」
…じゃあ変わったのは…?
「…俺…か…」
「じゃ、じゃあ…えっちなのは!?」
「…俺…か……」
……ん?なんか…変だな…
「…うわぁぁぁぁぁ!!!くックロノスしゃん!?…噛んだ、クロノスちゃん!!!」
その可愛らしい神様は頰を膨らませていた
「る、ルミナちゃんとばっかりイチャイチャしてっ!私怒ってるんだよ!…ぷぃっ!…チラッ…チラッ…」
…もしかして?もしかしなくてもこれって…
「あのですね…」
さっきまで明後日の方向を向いていたクロノスが、モジモジしながらこちらを見る
「な、なあに?」
「…キスはしませんよ?」
ビクッと、一瞬動いてクロノスちゃんは動かなくなった…
「し、死んでる…?」
いつも読んでくれてありがとうございます!
義理とはいえ娘に欲情とかどうしようもねえな
「誰がこういう展開にしたのかな?」
なっ!?ば、バカやめろ!うわぁぁぁぁぁッッーーーー!!!!




