七夕とか知らんがな…
今日は7月7日…か……日本なら七夕祭りだな
…と、俺は日本での風景を思い出す…みんながみんな幸せそうにカップルでお揃いの似通った着物…かなんかを着てイチャコラしている、そんなイメージしか無い
「ふぅーー…」
思えば…日本人は人が不幸になった日程イチャコラしてる…様な気がする…クリスマスはキリストが処刑された日…バレンタインはヴァレンティヌスが処刑された日…諸説あるけど…もうそろそろ人の葬式中にデートおっ始めるじゃねえの?
…んでもって七夕は年に一度だけ織姫が彦星に会える日
「〇〇君、えー…っとぉ…こ・れ」
私と〇〇君が結ばれます様にと書かれた短冊を渡す
「ありがとう、まるで、僕達…織姫と彦星みたいだね」
キリッ
「キャー〇〇君カッコいー」
もうお前ら織姫と彦星で良いよ、その代わり年に一度しか会うなよ、糞が、〇〇の答えは消しかすだよ、代入してみてね
「練くんどうしたの?」
おい、なんでお前こんなに可愛い彼女(仮)が居るのに非リアの真似事してんだよ頃すぞ、とか考えている皆様方もいらっしゃるでしょうが…思い出して下さい、私は幼女が好きです
ーーもし…貴方の目の前に幼女を連れたおにいさんが居たら…
「…通報しよ(思考停止)」
「いやね…この世は…つくつぐ理不尽だなって…」
そう言って空を見上げる、ここは紛う事なき俺の家、奥の部屋から織姫と織姫が何やらヤっている音が聞こえる、織姫と織姫なら別れる必要はないね!
「そう…だね、世の中って物凄く理不尽だよね…」
そう言って遠くを見る…そう、彼女も世界の理不尽を背負った人間の一人、そういう目をした時、ちょっとほっぺを突くと嬉しそうな顔をする…ここがクロノスちゃんの可愛いポイント第一だ
「パパーー!!!」
「ルミナぁーーー!!!」
ルミナが飛び付く、甘いな、その攻撃は予測済みだ!
「セイッ!」
前に突き出されたルミナの手を掴む、そしてその勢いのまま……
「ハァァァァッッッ!!!!」
回転ッッッ!!!!!
「キャーーー!!!!」
ルミナが喜んでいる…そのせいで、いや、俺のせいだ、俺のせいで…
「…練…くん?ちょっと浮いてない?」
「お兄様〜ツメタイホウノ・ソウメンが…って!!飛んでるっ!?…いつもの事の様な気がしなくも無いですけど…!」
風だ、俺は風になっている、風になるんだ…!
「パパーー!!!!!ぐわんぐわんなのぉーーー!!!!」
その瞬間…ごきっと、肩が嫌な音を…
「ア"ア"ッ!?」
俺はルミナを大きく上に飛ばしつつ落下した、そして床に無様に着地、鳩尾にルミナの垂直落下ドロップキックを喰らい…死亡した




