おにんぎょうのてんしさま
「いや、嘘でしょ!?結構強いはずよそれぇ!」
そう言いながら頭を抱える
「ねぇぇぇーーー!!!1人くらい殺れてもいいでしょう!?」
そしてそのまま転がる
「大体おかしいでしょう!?なんなのよ!プロテクト貫通って!?前から思ってたけど!言わなかったけど!!」
そしてそのまま立ち上がって
「御都合主義もいい加減にしてよッ!!!いくらなんでも魔法リンチは無いでしょーー!!!!!バカ!バカ!バカァァァ!!!」
そりゃそうである、彼女の攻撃が無かった時間は全てあのアビスドールにつぎ込んで来たのだ、それがリンチされるなんて
「ひどいよぅ…ずるいよぅ…!」
そりゃそうである、魔法無効を貫通するとか本当にわけがわからないな!そろそろ魔法無効貫通無効とか出さねえよ
「…えぇ…こっちも…はぁ…やっぱりやられちゃったかーやっぱり深淵100%はダメだね〜!やっぱり器が無いと…ね……あってもやられるよ!!なーんなーの!?本当なんなの!?ふざけないでよ………エンジェル1とはリンク解除するしかないかぁ……」
一方その頃、シルフィア達は
「…はぁ…はぁ…やったか!?」
「ちょっと!それはフラグだから!」
流石、元異世界人、だがもう遅いね!
「…あびすさま…ぅぅ」
えっとーー…幼女だった、いや…ね?鎧着てて分からなかったとはいえ…ルミナちゃんと同じ背の子を魔法でリンチするなんて…!!
「…僕知らない!じゃあ…よろしく…」
「あっ!ちょっと!?それでも師匠ですかぁぁぁ!!!」
「あなた…!」
「ごめんなさい!ごめんなさい!仕事っ!仕事するからぁ!!」
「…どうしよう…」
そう溢しながら頭を抱える…と
「ハイ着地ッ!ルミナァァァァァ!!!!!」
えぇぇぇぇ!!!!お、お兄様っ!?ちょっと…早いんじゃ……
「ぅぅ……」
あっ…ま、まずいっ!この子は幼女!!という事は…
「魔導記憶-転移-っ!そこ!」
「るみなぁ〜」
「パパ〜!」
…ん?今…シルフィアとそこに誰かいたような…
「はぁ、はぁ…危機一髪でした…お兄様には気付かれなかったみたいですね…」
「……ぇ?あびすさま!何で!?あびすさまっ!あびすさまっ!」
突然天を仰ぎアビスの名を呼ぶ
「え?どうしたの?」
「…ん?」
「どうしたの?パパ〜」
「ちょっとようじょ…ゲフンゲフン小鳥の鳴き声が聞こえるから一緒に聴きに行こう」
ま、まずいっ!こっちに来る!絶対!だってあの顔は色々な幼女達を連れてきた時の顔っ!それだけは阻止しなければ…!
「どうしたの?シルフィアちゃん」
そ、その声はっ!
「く、クロノスちゃん!!」
私はその手を取り握りしめる
「え、え?どうしたの…?」
「最高のタイミングです!」
「あははは〜!さぁ出ておいで小鳥ちゃ〜〜〜ん?」
「あ、あははは〜ど、どうしたの練く〜ん」
「きゅ、急にこんなところに来てっ!ねぇ!?こ、ここには小鳥さんは居ないよ〜?」
そこには3人、幼女が………2人?
「…パパ〜小鳥さん居ないよ〜?」
「え?う、うん、小鳥さんね…」
おかしい、俺のRRKNレーダー略してRNレーダーにはシルフィアとクロノスちゃんともう1人、居たはずなんだけど…
そこには、3人目の幼気な幼女の姿は無く、少し幼さを残した1人の少女の姿があった
「えへへ…(セーフ…時空神で良かった…)」
「あはは〜(ナイスクロノスちゃん!)」
「あびすさま…」
いつも見て下さっている皆様、ありがとうございます
↑敬語とかそれっぽいやつの練習




