表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

プロローグ

 どうして人は物語を読むのだろう。


 何年も何十年も何百年も昔から人は物語を綴り、届け、受け取ってきた。

 食べなくては人は死ぬ、住む場所がなければ生活出来ない。 そんな風になくてはならないものというわけでは決してないのに、物語は昔から私たちと共にあった。


 当たり前のように物語を綴りだす人。

 心を受け取り影響され自らもまた紡ぎだす人。

 物語を生み出さなければ生きていけない誰かはいつの時代だっていた。そうして生まれた物語を私たちは読んできた。


 生きていくうえで物語が必要のない人もいる。そんなことは皆知っている。それでも。


 物語を読まなくたって生きてはいけるけれど、物語がなくてはこの世界で息は出来なかったもしれない。


 例えば、私は、そうだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ