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現状整理

ケルベロス様がどこかへ行って下さったので、一息。

でも、やばいよね・・・。

あんなのがウロチョロしてるんだよ!

なんで最初からハードモードなの?!

とにかく、どうにかして安全を確保しないと・・・


こうゆう時はどうしたらいいんだろう。


そうだ!

異世界の定番といえば鑑定だ!

さすがにこれくらいはあるよね!

・・・あるよね?


いくぞ、鑑定!


・・・


名前:

種族:スケルトン

称号:ぼっち(笑)

HP:30

MP:20

筋力:4

防御:2

敏捷:3

体力:5

魔力:8

器用:20

運:(笑)


鑑定、隠密

「」


・・・あれ?弱くね、俺。

いいやいや、おかしいだろ。

転生といえばチートだろっ!

いや、ケルベロス様の時にちょっと悟ってましたよ?

でも、なんだ、運の(笑)って!!


朝起きたら最弱のスケルトンでした。てへっ。

ああ、笑うしかねえよな、ちくしょう!


あれ、おかしいな。

確か、うちの親って太陽を命に見立てて、日の出が誕生で日没が死と捉えて「西に沈むまで幸せに生きて欲しい」って願いを込めてたよね?

天は我を見捨てたもうた!!


それに何だ、称号のぼっちって!

やかましいわ!余計なお世話じゃ、ボケ!!

ああそうさ、前世ではよく「あれ、いたの?」って言われたよ!

グループ分けでは必ず一人余った挙句に存在を忘れられてみんなが気まずげに足りないとこに入れてくれたよ!

当たり前だけど彼女なんていなかったさ!

さみしくなんてないね、Dの意志を継ぐ者なんだから。

そうさ、ワ〇ピースを探す旅の途中なだけだ!

まだグ〇ンドラインに入ったばっかりなんだよ!


くそっ、もういいさ、自分の力で何とかしてやんよ!


・・・ふう

それにしても、低いな。

器用は前世の記憶が残ってるのが関係してるのかな?

隠密は・・・考えたくないっ。

でも、たぶん、隠密とステータスの脆弱さでただの骨か何かと思ってくれたかでたすかったんだろうな。

あれっ?

運のあとの「」って何だろう・・・

ま、まさか!!

鑑定!


「元奴隷の死体、その骨に魂が宿った存在。元々は使い捨ての道具として扱われて来て、最後はおとりとして一人残された。それゆえ、命、そして幸せへの渇望から魂の一部が残留し、それに引き寄せられた。」


    魂の一部を取り込むことができます。

    取り込みますか?y/n


うそ、何これ・・・

いいのかな・・・?

・・・いいよね?


うん、いいことにしとこう!

見知らぬ君よ、君の分まで必死に生きて、幸せになるからね!


・・・


お、お?

何かが流れ込んで来た。


あ、魔力が10に上がってる。

そして、そして、そして、スキルゲット~!

土魔法にアイテムボックスか~

うん、これからがんばっていこう!

君の魂も一部とはいえ、宿ってるんだよね。

たぶん、アイテムボックスがあるってことは荷物持ちとしてこくしされてたんだろうな。大丈夫、これからは楽しい人生?にしてみせるよ!


魔法使い候補だったので、魔法が使えるようになりました。(笑)

魔力が2上がっただけなのは魂を一部しかとりこんでないからです。

元々の体の持ち主も成長とかさせてもらってませんでした。

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