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初めまして

ここは、とある研究所。

休憩中、今日も今日とて、博士さんと助手君の無駄話が始まります。



「貴様ッ、見ているなッ!?」

「いや、博士さん、どこ見て指さしてるんですか? そっち何もないんですけど。あと、テレビを気が狂ったように激しく揺するのは止めてあげて下さい」

「あ、助手君。チャック開いてるわよ」

「えッ!? あ、あれ、恥ずかしいですね……って、ちゃんと閉まってるじゃないですか!? 焦りましたよ。僕、露出の趣味無いんで」

「? 口のチャック開いてるじゃない」

「遠回しの酷い悪口ッ!? でもいきなり人間辞めちゃった人の台詞叫んで、どうしたんですか?」

「私、気づいてしまったのよ」

「恋心に?」

「ニシキゴイ、助手君のお尻に二匹発注しとくから」

「お尻の谷間ビチビチ跳ねちゃうッ!? せめて金魚にしてッ!? で、結局、何に気づいたんです?」

「この『博士さんと助手君』なのだけれど、一話目からま●こやち●この年齢チェッカーの話は、さすがに人を選ぶと思うのよ」

「いまさらそこに気づくんですか…」

「というわけで、ちゃんとした一話目をやることによって、一話バイバイの人をなるべく減らそうと思って」

「だとしても、書き直さない限り、どのみち二話がま●こやらち●この話になるわけですが」

「大丈夫、調べるの面倒で全然そんな話になってないから!」

「盛大にぶっちゃけやがったッ!? 確かに、一話目は短すぎて詳しく話しては無いですね。それに、かなり昔に書いたこともあって、随分、その、僕達のノリというかキャラが違う気がします。直さないんですか?」

「初期は初期で少し雰囲気は違うけれど、それはそれで面白いと思うから直さない方が良いのよ」

「本当は?」

「恥ずかしくて読み直したくないッ!」

「僕も賛成です!」

「というわけで、新しく読んでくれた人に、この一話目で大体『博士さんと助手君』のノリというか、やりたいことをわかってもらいましょう!」

「今まで読んでくれた人は?」

「時間を無駄にしたな!(ニッコリ)」

「ひどいッ!? 『博士さんと助手君』は、毎回何かしらのテーマを取り上げて、僕と博士さんがそれについて、ああでもないこうでもないと取り留めなく話す話です」

「毒にも薬にもならないようなものを目指してるわ!」

「それ堂々と言っちゃうのはどうなんでしょうね。あとこれ、残酷な描写とボーイズラブとガールズラブとか色々変なタグがついてるんですが、そんな要素あるんですか?」

「テレビでウエディング関係のCMが流れてきた時の、結婚適齢期まっただ中だけれど『彼氏彼女? 何その都市伝説?』みたいにしか思えない未婚男女の気持ちを考えてみて!」

「あっ…、…うん、ゴメンナサイ」

「そういうことよ!」

「涙目で言われるとくるものがありますね。わかりました、残酷な描写っていうのはそういうことなんですね。なら、ボーイズラブは?」

「うん、助手君がいつ掘られても大丈夫なように」

「それただ博士さんの趣味じゃないですかッ!?」

「大丈夫、私は百合もいけるッ!!」

「聞いてないッ! しかし、今までの話を見直しても、ガールズラブ的展開が皆無なんですが」

「これは女性を入れてテコ入れするしかないわ!」

「一話目からテコ入れって。女性を入れるのは良いですけど、三人にすると会話だけのこの話だとややこしくなって読みづらくなりますよ」

「そこは助手君に消えてもらって」

「今さらっと酷いこと言ったッ!? タイトル変わってくるじゃないですか!?」

「そこは、『デスゲームで死んだと思ったら異世界に転生しちゃって奴隷ハーレムを築くことになったんだけど、謙虚誠実をモットーにチートに生きています!』ってタイトルに変えれば大丈夫!!」

「おいッ!? もうどこからツッコんでいいやら…」

「助手君は文字列にすら突っ込めるというの…ッ!?」

「あの、『え、私の年収低すぎ…?』みたいなポーズで言わないでください」

「え? 突っ込まないの?」

「何をですか?」

「キャハハ、文字列に突っ込んで良いのは小学生までだよねー」

「どういうことッ!?」

「変態」

「バレてたッ!?」

「こんな感じで、超絶美少女な私と変態助手君の織りなすどーでもいい話を延々続けるのがこの話よ。ドゥーユーアンダスタン?」

「変態と超絶の部分は激しく抗議しますが、まあ大体はそんな感じですね。暇つぶし程度に読んでもらえるとありがたいです」

「それじゃ、今回はここまでね」

「あれ、テーマは?」

「テーマはまだない」

「ネコ耳つけて言ってもらっても良いですか?」

「500円ね」

「意外に良心的お値段ッ!? スマイルはいくらですか?」

「中●産だけど良い?」

「他人のじゃないですか!?」

「この前ね、私の買ったものに虫が入ってたのよ」

「えッ!? 食べ物にですかッ!? 何買ったんですか!?」

「うん、イナゴの佃煮」

「そりゃ入ってるでしょうね」


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