コミュニケーション論 ヽ(°∀。)人(。∀°)ノフォー!
真面目に受け取らないでくださいね (;^_^A
最近、国立肘川大学では「コミュニケーション力」という講義が人気らしい。
ある日の講義で、教授が学生たちに言った。
「最近の若者は、努力より生まれ持った能力や容姿を重視する」
教室がざわつく。
教授は黒板に大きく書いた。
努力 VS 遺伝子
「これは嘆くべきことなのか?」
教授は腕を組んだ。
「いや、実は生物としては極めて自然だ」
前の席の学生が手を挙げる。
「でも先生、恋愛って中身も大事ですよね?」
教授はうなずいた。
「もちろんだ」
そして続けた。
「……では、実験をしよう」
教授は二つのセリフを黒板に書いた。
①「君の笑顔を見ると、今日も頑張ろうと思える」
②「君の笑顔を見ると、今日も頑張ろうと思える」
学生たちは困惑した。
「先生、同じです」
教授は言った。
「その通り、では条件を加える」
教授は説明した。
A:身長185cm、顔面偏差値80
B:身長159cm、体重95kg、顔面偏差値32
教室が静まり返る。
教授が聞いた。
「Aが①を言った場合、どうなる?」
女子学生が答えた。
「キュンとします」
教授がうなずく。
「ではBが②を言った場合は?」
教室の後ろから声が上がる。
「通報されます」
教授は黒板を指した。
「同じ言葉だ。だが評価は真逆だ」
学生が言う。
「先生、それはコミュ力の問題では?」
教授はしばらく黙った。
やがてゆっくり言った。
「そうだ、これがコミュ力だ」
学生たちはメモを取る。
教授は黒板に大きく書いた。
コミュ力=キモイことを言っても許される外見
学生が手を挙げた。
「それって努力で上がるんですか?」
教授は少し考えた。
「努力で上がる部分もある」
「例えば?」
「髪型」
学生たちはうなずく。
教授は続けた。
「服装」
またうなずく。
教授はさらに続けた。
「整形」
教室がざわつく。
教授は黒板を見ながら言った。
「だが一番重要なのは別のモノなのだ」
学生が聞く。
「何です?」
教授はチョークを置いた。
そして静かに言った。
「生まれながらの顔だ」
教室は沈黙した。
やがて後ろの席の学生が言った。
「先生、それって結局、遺伝じゃないですか?」
教授は微笑んだ。
「その通り」
「では努力は無意味なんですか?」
教授は首を振った。
「そんなことはない」
学生たちは安心した。
教授は続けた。
「努力は大事だ」
「何のためにです?」
教授は黒板に最後の言葉を書いた。
努力=遺伝子の不足を少しだけ誤魔化す技術
教室は静まり返った。
やがて誰かがつぶやいた。
「先生……」
「なんだね?」
「ブサイクに希望ありますか?」
教授は窓の外を見た。
キャンパスでは、イケメンが笑顔で話している。
その周りには女性が集まっている。
教授はゆっくり言った。
「ある」
学生が尋ねた。
「何です?」
教授は言った。
「あのイケメンの友達になることだ」
「――星間覇道 ―― すべてを失った少年貴族と、それを値踏みする女海賊が、帝国の内乱に関わる話」という宇宙モノを連載中です。
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