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見習い女神、ただ今職場体験実施中  作者: 鈴木 澪人


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 お久しぶりです。

 少し時間がたっているので簡単なあらすじを・・・。


 エメリア小規模なお茶会を開催するように母親に言われる

 準備する

 開催中(←イマココ)

 エメリアの声かけで招待客は一斉に立ち上がった。


「君、デール君って言うの?」


デールはテイヨに急に声を掛けられて慌てていた。

本人はただ美味しいお茶とお菓子を頂いてさっさと帰ろうとしていたからだ。


「あっ、はい、そうでございます。」


デールが返答に困っているとテイヨはデールの肩に手を乗せて


「そんなに緊張するなよ~。俺だってそんなに貴族・貴族してないんだよ~」


貴族・貴族ってなんだよぉ~。絡まないでくれよ~。とデールが泣きそうな表情でアワアワしていた。


「あまり、彼をいじめるのはよくないよ」


デールがいよいよパニックになっていたのでテオバルトが苦笑いをしながら二人の間に入った。


「ドナード様、すみません!」


テイヨはすぐにデールから離れると頭を下げた。


(ほら、グリント様はきちんとマナーとか知っているんじゃないか!)


自分には自由にしていいよと言いつつテオバルトにはきちんと礼儀で返しているのでデールは面白くなかった。


「そうだ、せっかくこの場は男子だけしかいないんだ、ゆっくり庭でも見ながら話でもしないかい?」


テオバルトの提案に二人はすぐに頷いた。


「こう見えても、私はここの庭をよく知っているんだ。エメリア嬢にいつも案内してもらっているからね。」


とウインクしながら言われると、デールはスゲーと思いながらそのままついていった。

テオバルトが話をしないのでテイヨとデールも自分から話しださなかった。

ルールとかマナーとかではなく話す内容がないからだった。


「これは、困ったね」とテオバルトが再び苦笑いをすると


「二人は、ドナード領に行った事はある?」


「私は、ドナード領とシュテイラー領の境に邸があるので時々遊びに行ったりしますよ」


「グリント地域のご子息だったんだね」


「そんな、ご子息って言うほどのものじゃないですよ!」


「デール君は、シュテイラーの領都出身なのかな?」


テオバルトの質問にデールは


「あっはい、生まれも育ちもそうですね。だから、他の領とか行った事ないですね」


「へぇ~そうなんだ!実は俺もシュテイラー領都に一時期住んでいたんだぜ」


テイヨが普段通りに話しかけた後、テオバルトを見ると「アッ」と言いながら口をふさいだ。


「大丈夫だよ。ここでは、無礼講にしよう。デール君もその方が気が楽だと思うしね」


「ありがとうございます。」「もうしわけございません」


デールは素直にお礼をいい、テイヨは気まずそうに謝った。


「そうだ、あそこに座って話しをしよう!」


テオバルトが指さしたのはこじんまりとした休憩所だった。

テーブルセットが備えついておりちょっとした休憩ができそうだった。


男子が三人座ると少し窮屈だったが、それが少し新鮮だった。


「さっき、グリント君は一時期領都に住んでいたって話を聞いていい?」


「あっ、はいもちろんです。それともしよければテイヨとお呼びください」


テイヨは恥ずかしそうに提案した。


「じゃあ、そう呼ばせてもらうよ。デール君はデール君でいいよね?」


「そっそんな、僕はそのままデールとお呼びください。」


「そうなの?じゃあ、私の事はテオって呼んでよ?」


「「そんなことはできません!!」」


テイヨとデールの声が重なった。三人で顔を見合わせた後ドッと笑いが起こった。


「では、テオ様とお呼びしてもいいですか?」


テイヨが確認すると「そうだね。そう呼んでくれると嬉しいな」と笑みをこぼしながら言った。

その表情とテイヨとデールがポーっと顔を赤らめて見つめていた。


その視線に気づいたテオバルトが少し顔を赤らめながら


「あんまりジッと見ないで欲しい」と口をとがらせながら注意した。


「・・・。それに、いつも無表情って訳でもないからね」


二人の視線から逃げるようにテオバルトは明後日方向を向きながら言い訳をした。


短めですみません。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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