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④:各種産業に見る情報処理法

情報の分解と結合、応用事例

 ③記により情報資料を集め、入手手段と他情報との整合性によって「評価判定」し「分析」する。


「評価」:情報が正確かどうかである。

      同じ情報でも、自分で直接見たものと人伝で聞いたものとでは信頼性が違いますし、

      人伝の相手によっても信憑性は変わります。

「整合性」:同じ情報が多方面から得られれば情報の信頼性が上がります。

      辻褄を付き合わせる必要も出てきます

「評価判定」:情報評価と整合性を順位付けすること。


 ただ、整合性と書いても漠然としているので、

整合性を取る際に使われている代表的な型枠をいくつか書く。


 報告書でよくある5W4H型

WHAT・・・何を(目的・目標、物、金)

WHEN・・・いつ(期限・時期、日付、時間)

WHERE・・・どこで、どこへ(場所、行き先)

WHO・・・誰が、誰と(ヒト、会社)

WHY・・・なぜ(理由)

HOW・・・どのように(方法、手段、状況)

HOW MUCH・・・いくら(金額、代金、費用)

HOW MANY・・・いくつ(数量)

HOW LONG・・・どれくらい(期間)


 クラウゼヴィツの戦略における五要素

* 精神的要素 - 戦闘における将軍の才能、武徳、国民精神などの精神的特性とその作用を含む、

* 物理的要素 - 戦闘力の量的な大小や質的な組成を含む

* 数学的要素 - 作戦線の角度、空間や時間における兵力集中や節約に関する

* 地理的要素 - 制高地点・山岳・河川・森林・道路など

* 統計的要素 - 兵站や休養を含む

   +

リデル・ハートの間接アプローチ戦略

* 文化的要素 - 歴史や文化を含む


 社会生活の三要素

人間関係、私生活、仕事関係


 株式

テクニカル分析、トレンド系、オシレーター系、ファンダメンダルズ分析・・・など


 どれも共通するのは前より蓄積してきたデータベースにおける情報資料と情報の全てを考慮に入れ、

情報の断片を組み合わせ「照合」し「方向性」を理解して「整合性」を取ることである。

この際「対数表」を用いた検証や各分野別の傾向による修正などが行われ

分析により得られた情報を最初の要求に対応して加工し、情報を必要とする人物・機関に提出する。

この際に求められていた要求に適した形態で情報を報告することが必要である。


*「対数表」:この場合は各条件別の近似値を表にしたもので、

計算式に現状の対数表に従った数字を入れることにより、現状を大まかに把握することが出来る。


例:金融の為替表示

外国為替

レート 日本円 米ドル    豪ドル    英ポンドカナダドルスイスフラン欧州ユーロ

日本円188.46000079.808612133.37998885.71705482.727018121.022126


 これを応用すると数値A及びBの場合は条件Cに該当するので売りといった計算や

数値D、C、Gが下がっているのでは条件Zに該当するから買いといった決断が出来る。

中でも株式におけるアルゴリズム取引が対数表の最たるもので、コンピューターシステムが株価や出来高などに応じて、

自動的に株式売買注文のタイミングや数量を決めて注文を繰り返す、擬似的な所謂自動金儲けプログラムまでがある。



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