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悲しき嘘には裏があり、  作者: 炎の精霊
序章
8/14

8 自分の過去と今に嫌気さす

月曜日になってしまいすみませんでした。来週は日曜日に投稿できるようにいたします。

 「な、なんで!?俺と彩芽がそんな関係になってるんだよ!」


「いや、それがさ友達から聞いた話だと、どうやらお前が変装を解除した日にお前と彩芽ちゃんが一緒に大学向かうときどうやら彩芽ちゃんの友達がお前のこと彼氏と勘違いしたっぽい。」


「あ、まさかあの時彩芽が連れ去られたのって、、、」


「うん。多分そのことで友達たちに問いただされたんだと思う」


 その時俺は、まじか、、、と頭を抱えるほか無かった。


「あ、別にその話はそこまで心配しなくていいらしいぞ。そこそれでも彩芽ちゃんから聞いた話だとそのことはある程度は広まったけど一様、彼氏とかの話は信憑性が無い的な意味で少しからかわれるくらいらしい。」


「そ、そうなのか。でも、じゃあなんで彩芽は連絡とかも送ってこないんだ?」


 疑惑にとどまったなら連絡くらいはしてくるはず、、、。


 「ああ、、そこなんだが」「ん?。」「彩芽ちゃんからの話だとお前が兄っていう話したら、」

 したら? 「逆に彩芽ちゃんの友達がお前と仲良くしたいっぽい?」


 「なっ?! そ、それってまさか 。」「まあ、彩芽ちゃんの聞く限りだと単純に彩芽ちゃんのお兄さんに会ってみたいって人とお前の思っている感じの人でいるらしい。まあ、どっちみちお前からしたら地獄だけどな。」


 なぜ橋本から地獄なのかと言われると、心配症もあるだろうがもう一つ俺には《ある事》によってなってしまったことがあるからである。それとは


 「まあ、彩芽ちゃんがあんなだからみんな思わないよな。お前が友達心配性以外に女性に対して不安で思い詰め過ぎるがゆえに喋れなくなるぐらいの《対女性コミュ症》だとは。」


 そう俺は中学3年生の時にあった《ある事》により《対女性コミュ症》となってしまった。

 このことは彩芽には心配性の話をした後。彩芽達に友達を紹介しようかなと言われたときしょうがなく勇気を出して話した。その後当然《ある事》に何があったのかは言えなかったが、それを言ったことにより彩芽はどうやら友達たちを抑えていてくれていたようだ。


 ここでみんなはある事を疑問に思っただろう。じゃあなぜ俺はあの時あの女性に話しかけられてあまつさえ助けることまでできたのかを。だがそのことだが自分でもなぜあんなことができたのかわからなかった。 気が付いたらあんな行動をとっていることはあの時だけではなく色々とあるのだが、自分でもあの原動力がどこから来ているのか知りたい。話がずれたのだが今言った通り、自分でもなぜあの人と話せたのか分からないのだ。ただ、一つ言えることは自分がこれから変わらなくてはいけないということだけである。


 「そうだったのか、後で彩芽には謝っとかないとな。てかなんで俺がそんな思いしないといけないんだ、俺ってそんなにかっこよくもないだろ。」


 「あのさ、本っっっ当に自分を過小評価し過ぎだろ。」「え?」


 「お前、最近に変装解除したばっかだからあんまり大学の奴らも知らないだけでお前、この大学だったらほぼ最上級で顔かっこいい方だぞ。」


 まさか、橋本からこんなことを暴露されるとは思わず、ただ唖然とするほか無かった。

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