その者、監視者なり
とある森にて何組もの兵士達が列をなしある場所へ向かっていたその兵士達はほかの場所でも目撃が確認されていた山、洞窟、至る所に配置され何かを待っていた。そして森の兵士達を遠くから見る女性が1人
黒猫「うっわー、普通に人数多いわぁ……」
黒猫は国の城壁に上り双眼鏡を使って見ていた。
その隣には一人のマントを着けフードを被っている者がいた。
???「森 10人 10組 平原 100人」
その者はぽつりぽつりと話す
黒猫「情報はだいたい合ってるってことかぁで、肝心の英雄はどう?いる?」
黒猫の問に対しその者は当たりを睨むかのように見渡しまたぽつりぽつりと話す
???「3人 森に一人 平原 2人」
その情報に黒猫は落胆する
黒猫「あぁ、居るのかぁそっかぁ」
黒猫「あーもう、何でこの国に攻めてくるかなぁ!?何があるって言うんだ!怨みか?怨みなのか?気に食わないからか!?」
黒猫は駄々をこねる子供のように声をはりあげて文句を言う
???「蛇に 連絡 任せる」
黒猫「んー?あんたはどうするのさ」
???「監視を続ける」
黒猫「あっそ、じゃあ随時連絡よろしく」
???「任された」
その者はそう言い外壁から飛び降りる黒猫を見ずに監視を続ける
???「何が 起きる……」
辺りを睨みながらそう言った




