その者、人であり人ならず
森を抜けると外壁で囲まれた国らしきものが見えた外壁の周りは川などで囲まれており橋が架かっていた。
「あそこまで行けば誰かに会えるでしょうこの際誰でもいいけど」
私は元々地球での人との関わりが嫌になり自殺した身だ出来ればあまり人とは関わりたくはないが何も知らないままでは生きていくのは無理だろう
必要最低限のことだけ聞いて後は一人でやっていこう。そう考え事をしながら歩いていると橋までいつの間にか着いていた。
「近くまで来ると大きいなぁ門は閉じてるけど誰かはいるでしょう」
そう思い橋の歩いていると上から何かが降ってくる。気づいたのは簡単だ目の前に影が出来て段々と大きくなるからだ。
「何かが来る!」
そう思い後ろに飛び飛行物から逃げる。
飛行物は大きな音を立て橋の上に落下した。その物体はとてもデカくそして人であった
???「んー?、んー、フフフ」
その者はこちらを舐めるように見て不敵に笑う。
肌が完璧に見えないほどの重装甲の鎧で何故か頭は付けておらず綺麗な顔に光の無い赤い目 長く白い髪 そして女性とは思えぬほどの背の高さである
「えっと、初めまして私は旅のものですこちらの国に立ち寄りたいのですが」
刺激を与えぬよう芝居を打つことにした面倒事を避けるためだ。見た感じ背は2m近くと言ったとこだ軽く怖気ついてしまう程だ
???「あら、旅の方ですかようこそ我が国へ歓迎しますわ」
???「そして………………」
???「本当の目的は何かしら?」
彼女は蛇のように睨み問いかけてきた