そのモノ
狂犬「猫」
黒猫「何、もしかしてアレのこと?」
狂犬に呼ばれた黒猫はぶっきらぼうに返し目の前の存在を指さす。
狂犬「アレってモノみたいに言うなよ見た目は変わっちまったがあいつはあいつだ」
黒猫は狂犬の言葉を聴きながら首元をさする。黒猫の首には大きな傷ができていた。狂犬は自身の腕を見る。右の腕に大きな切断跡がある。
黒猫「あんなのあいつじゃないアレは、」
黒猫「バケモノだ」
二人の間人の目の前にあるのは大きな肉塊のようなものがひとつそれは蠢いていて何かを探すように地面を無数の腕で摩り虚無を見つめる。見た目は誰も説明できないだろうあの存在は誰も理解ができないものだ。
孤狼「男女揃って何しているんだ」
狂犬「おっさん!」
部屋に入ってきた孤狼に狂犬は怒鳴るように質問をする。
狂犬「あいつはどうなっちまったんだ戻るのか元に?それにあの見た目はまるで!」
孤狼「静かに」
孤狼の一言に狂犬は黙り黒猫は名前の付けようのないモノを見つめる。
孤狼「お前ら絶対にアレをこの国から出すなよ喋るのもダメだアレは誰にも知られてはいけない。」
孤狼「もう時期蛇がここに来る、こいつを何とかできるのはあいつぐらいだからな」
孤狼「別れの挨拶は早めにやってここから出ていけよ。そして荷物もまとめておけ」
孤狼「明日にはこの国は消えるからな」
孤狼は謎の存在の目の前に花を置き部屋から出ていく。黒猫は「最後まで迷惑なやつだった」と言葉を残し部屋から出ていく。狂犬は「また会おうな」の一言だけ置きそして部屋には謎の存在だけと花だけが残った。




