その者、魔人の脅威である
???「ふむ、この程度か」
とある軍の一室に書類に目を通す一人の女性
綺麗な銀髪に綺麗な赤い目をしていた。
兵士「は!、これで今回の作戦の報告は以上になります!」
???「まぁ、いいんじゃないか調査としては十分だ」
兵士の報告と書類に目を通し女性は何かを満足したようであった。
大佐「中将、調査としては些か使いすぎたのでは?」
大佐「さすがに魔人相手に兵士だけで足りるとは思いませんが英雄を5人も使うのはどうかと」
少将「それに全員死んだ、英雄だけでなく我々の兵士も皆死んだどうするというのかね?」
軍の痛手を気にする大佐にこれからを心配する中将。当然だ、勝つためにやったのに相手にはなんの損害もなくこちらだけ痛手をおったのだから。
???「簡単だ、次は私が行く」
その言葉に皆が驚く。
大佐「な、中将自ら?正気でおられるのか!?相手は魔人だしかも一人や二人では無いんだぞ!」
少将「ああ、いくら君らでも無茶なのでは無いかな?」
???「君「ら」?何を仰る私「が」行くんですよ?私一人で」
女性は少し笑いながら訂正をする。
???「さぁ、ありったけの武器をよこせ!例の新薬を忘れるな。あれの実験も兼ねてみないとだからな」
少将「君は本気なのかね」
???「口説いですよ?少将お忘れですか?私は人ではない。化け物には化け物と相場は決まっているのですよ。」
???「さぁ、馬を用意しろ!そして知らせろ!」
???「私、グレイ・エレンシアが奴らを殺してやる」
女性は面白そうに笑っていた。