その者達、英雄を屠る
夜の酒場とある4人の魔人が料理を食べたり酒を飲みながら話で盛り上がる。英雄と魔人が争いそして血が流れたとは思えないような明るさで魔人達は盛り上がっていた。
八咫烏「ん〜超美味い!肉と酒が美味い!」
狂犬「おい、それ俺のやつ!」
黒猫「ちょっとそれ私のお酒!」
無言でお酒を飲む三日月兎気にはとめてないようだ。黒猫は三日月兎に話しかける。
黒猫「兎さん、女王様はどうしたの?酒場に来てないけど」
三日月兎「ふぅ、あの子なら今頃お城でお食事中よ邪魔はしない方がいいわ」
黒猫「邪魔はしないわよ死にたくないし」
八咫烏がその状況に気づき狂犬を突き飛ばし割り込む。
八咫烏「そういえば三日月兎、あなたに聞きたいことあるのよ」
三日月兎「却下」
八咫烏「早くない!?」
八咫烏は話も聞かれずに拒否された事に驚く。
八咫烏「いやいやいや、今日来た英雄達はどうなったか聞きたいだけなのよ。」
狂犬「俺が戦ったやつは死んだ」
黒猫「私の方も死んだ」
三日月兎「私のもよ」
八咫烏「じゃあ蛇帝が戦ったやつも死んだのかなぁ」
八咫烏は少し残念そうにする。その様子に三日月兎は不思議そうに思い聞く。
三日月兎「なぜ、そんなことを聞くの?」
八咫烏「いやさぁ、他のやつが死んだのはわかるんだけど蛇帝の戦ったやつがおかしいんだよねぇ死体がなくてさ」
黒猫「いつもの事じゃない?」
八咫烏「いや、おかしいアレの後が無かった」
八咫烏が悩み考えてる中蛇帝が居る城では廊下からとある部屋の扉まで血の跡が続いてるその部屋からは状況は分からないが何かを貪る音が部屋から漏れだし城中に響き渡る。




