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Mont-Saint-Michel

作者: 武城 諸行

潮が引き、干上がった泥の上に三角形のシルエットが構えていた。よく見るとその三角形は完全な三角形とは呼べないものだった。


それぞれの建物が無尽蔵に建てられ、あるものはゴシック、あるものはロマネスクと木々が好き勝手に生えた山を思い起こさせる。

ゴツゴツと隆起した岩の上に人工的に切り出された城壁がそびえ立ち、頂上には黄金に輝く天使ミカエル像が巡礼者を見張るように聳え立ち、剣で天を突き刺している。


教会というよりは中世の城という方が的確な表現かもしれない。

青空の下、中世の城とも思わせる陰鬱な雰囲気が出ているのは壁に使われる暗い色をした石だろうか、かつての厳しい修行に耐え抜いた修道士の苦労だろうか。



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