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精霊武舞  作者: かなめ ちま
冒険者になろう
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銭湯

 武器・防具屋を出てしばらく歩く。

 食べ歩きと買い物で結構時間が立っていた。

 わかばちゃんは、ちょっと眠たそうだ。

 今は、ふわまろに抱っこされてる。


 3人で歩いていると、温泉マークの看板を見つけた。


 「温泉みたいな店だね。」

 「え? 銭湯やけど?」

 そのまんまやん。


 「この店も、迷い人が営業してるのかなぁ?」

 「さあ?」


 「入りたい。」

 さっきまで、ふわまろの腕中で眠りかけていた、わかばちゃんか急に言い出した。


 「わかばちゃん、銭湯に入りたいの?」

 「うん。」

 「ふわまろも良い?」

 「ええけど、宿の夕飯に間に合うように長居はせえへんで。」


 頷く、わかばちゃんを僕に渡して、3人で銭湯に行くことになった。


 「おお!」

 銭湯に入ると、結構広い。スーパー銭湯みたいな感じだ。

 実は僕、結構お風呂とか、温泉が大好きだったりする。

 テンションあがるよね。


 と、そこで気が付いた。似てるけど違うかもしれない・・・。

 ふわまろぉ~、ふわまろどこ? 


 必死になって、あたりを見回すとふわまろが下駄箱に靴を預けていた。


 「ふわまろ、銭湯に入るのって何か注意事項ある?」

 「へ?」


 ふわまろに聞き込みをした結果、日本の銭湯と変わらないことが判明。


 ふう、安心してリラックスできる。


 「ただ、ロッカーはカギが無くて、魔力キーやからな。」

 「魔力キー?」

 「荷物を中に入れて、魔力を流すと鍵がかかる。もう一度流すと解除される。」

 「おお、絶対本人以外には開けれないね。」

 「一応、そうゆうことになってるな。マジックバッグを入れるから鍵は絶対掛けてーや。」

 「うん、わかった。じゃあ、ふわまろ後でね。」


 ふわまろと離れて、脱衣所に行くと瓶入りフルーツ牛乳が売っていた。

 コーヒー牛乳も売っていた。絶対迷い人が関係しているよね。


 荷物をロッカーに入れて魔力を流す。

 かかったかどうかわからなかったので、引っ張ってみる。OK、空かない。


 いざ、銭湯へ。

 ドアを開けて入ったら、そこは、深さ10cmぐらいの水が張った場所になっていた。

 プールの足を消毒するような感じ。

 ? って思ったけど、そのまま歩く。わかばちゃんも、一緒に歩く。

 道なりに、角を回ると上から、お湯が降ってきた。

 ・・・プールだよね?


 ここで、嫌な予感がした。外国では温泉は水着を着て入る場所があるってTVで放送していたのを思い出したから。


 今、僕はマッパじゃん。

 もちろん、わかばちゃんも。

 どうしよう・・・。


 さっきの武器屋の様に、入り口だけ男女別で中は混浴とか・・・無いわ。


 どうしようか、考え込んでいた僕をわかばちゃんが不思議そうに見上げる。

 「入らないの?」

 「さっきふわまろは、服は脱ぐって言っていたけど、混浴じゃないとは言わなかったよね。」

 「言わなかったよ。」


 さて、どうしよう・・・。僕が悩んでいたら、おばちゃん達がまっぱで横を通り過ぎて行った。


 考えすぎたようだ。


 だって途中から、プールの設備みたいになってるんだもん。


 良いお湯だった。魔法でぬれないとはいえ雨の日の外出ってだけで体が冷えていた気がする。


 今度、宿の夕飯を断ってここで食べるのもいいなぁと思いながらお風呂に浸かっていた。


 し・あ・わ・せ~ 

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