初級魔法講座:水魔法(実技)1
最初っから演習場の方が楽だけど、映像は暗くないと見えないから難しいのかなぁ・・・。なんて考えながら1階に下りてきたけど、今度はふわまろも、わかばちゃんも居なかった。
ちょっと、寂しい。
「はい、では、今から水魔法の実技に入ります。最初に方法を説明しますので『では、始めてください。』と言うまでは、魔法を使わないようにお願いします。では、このボウルを1人1つづつ受け取ってから周りの人と間を開けてください。」
サラダボウルみたいな、入れ物を先生から受け取って、両手を広げて回ってもぶつからない場所へ移動した。
「では、魔力を人差し指に集めて、『水よ集え、ウォーター』と唱えてください。魔法で作った水は、ボウルで受け止めてください。『では、始めてください。』」
「水よ集え、ウォーター」
あれ? うまくいかない・・・。ファイヤーで慣れたと思ったのに、休憩したらまたわからなくなったとか? ないわ・・・。
周りは、器に水が流れる音をさせている。
うーん、左手に魔石を持っているつもりで、体の中を通して右手の人差し指に先に集める感じで・・・。
「水よ集え、ウォーター」
あれ? うまくいかない・・・。指先から水って怪我した時を思い出すからかなぁ・・・。
水・・・水道・・・蛇口。
よし、空中で蛇口を開ける感じで、
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うわぁぁぁ。蛇口を全開にしちゃった。僕はあわてて、下げた蛇口をあげる真似をする。
「もう少し、魔力を減らしてから呪文を唱えましょう。」
「はい、すみません。」
本日2回目ダメだし。しかも同じ言葉・・・。
今度は、少しだけ水を出す感じで、
「水よ集え、ウォーター」
ああ、いい感じ。一旦閉じて、
「水よ集え、ウォーター」
大丈夫だね。これ以上やると、器からあふれそうだし。
ファイヤーの時とは違って、疲れは無いけど、ちょっと休憩することにした。
先生達は、受講生の間を回りながら一言二言助言している。
あれ? 助言以外に器に何か入れてる?
「はい、器の水が赤や青ではなくて、透明な人は居ますか?」
僕の水は透明だ。
「はい、透明です。」
先生が近づいてきて何かを入れたら、青になった。
「先生これは何ですか?」
「魔法で作成した水が有害かどうかを調べる試薬です。青なら一応無害ですが飲まないでくださいね。」
「ウォーターボールに移る前に班分けをします。」
先生とサポートの人が受講生を3つに分け始めた。
1班:サポート先生(女性)
2班:サポート先生(男性)
3班:先生
僕は、また3班だった。
1班の人たちは、3人だった。。
2班の人たちと、3班の人はほぼほぼ半分になるように分けられた。火魔法とは分け方が違うみたい。




