第三十七話 サブ職業と襲撃
遂に10万字突破&ブクマ800件突破&ユニーク6万突破♪───O(≧∇≦)O────♪
正直、ここまで書き続けていることに自分自身が驚きを隠せません。
ひとえに読んでくださっている皆さま、本当にありがとうございます(//∇//)\(//∇//)\
これからもよろしければ一瞬の暇にでも読んでいただけたら幸いです。
「少年〜頑張ったギルドマスターを褒めるのだ!」
この使節団の隊列は最初と最後に人が乗る馬車、真ん中の3台がたくさんの木箱が積まれている荷馬車という編成だ。
荷物を積んでいる時、何故アイテムボックスという便利なものがあるのにわざわざ荷馬車を用意するのかと言うことを聞いたところ、『何事も外聞や見た目ってのは重要なんだよ』と言うことだ。
スグル達プレイヤー組3人はリーシェの計らいでリーシェと同じ先頭側の馬車に乗ることになった。
シルクは後ろ側で隊列を見ている。
ちなみにだが生産ギルドマスターのばば様はご老体にこの使節はきついということで町の守護の方に回ることになった。
まあもしものための保険というやつだ。
ご老体だなんだ言ってもかなり強いことは間違いがない。
「おお、見事な早変わりだなギルマス。そして褒めるのはめんどくさいので却下」
「ゆいちゃん、最近少年が冷たいよ〜」
「スグルは照れてるだけだよ」
「そうなの?……で、その子が少年の妹さんかな?」
そう言ってリーシェはミウの方を見る。
ミウはちょこんと頷いた。
「初めましてリーシェさん。ミウと言います。よろしくお願いします」
「おいミウ、ギルマスにそんな敬語とかいらんぞ。そういうのは使うべき場所に取っとけ」
「なんか所々スグルの言葉に棘があったけどそうだよ!私のことはリーシェさんと呼ぶのだ!」
「……わかった!じゃあリーシェさんよろしくね!」
「うんうん、幼い子は元気が一番だよ〜」
最初は少しよそよそしかったがミウも直ぐにリーシェのゆいと似た性格を感じ取ったのだろう。
直ぐに言葉を崩し話すようになった。
「さて、じゃあこっちの兵士さんたちはまだこの子たちのことを知らないよね。という訳で三人とも挨拶〜」
最初にスグルが立ち上がる。
「俺はスグル。リーシェのギルドに所属している。今回はよろしく頼む」
次にユイが、双剣を抜きながら自己紹介をする。
「わたしはミウだよ!さっきも言ってたけどそこのお兄ちゃんの妹で冒険者ギルドに所属してます。武器はこの二刀を使うよ!よろしくお願いします!」
最後にゆいが立ち、簡単に自己紹介を済ました。
「わたしはゆい。ギルドには所属してないねっ。よっろしく〜」
兵士の人達はそれぞれが被っていた銀の兜を外す。
そして一番悪人面なおじさんがこちらを向いてニカッと笑った。
「おう、ミウちゃん久しぶりだな」
「あー!門番のジバルさん!久しぶりだねー」
ミウは、ポン、と手を叩いて名前を叫ぶ。
「門番は仕事の一つだって前も言っただろ。本職は町の兵士さ。おっと、他の皆方、申し遅れた。俺はジバル。始まりの町で隊長をやっている。まあ今回はよろしくな」
「こちらこそよろしく」
他にも五人がそれぞれ名乗っていった。
彼らには新参者が気に入らない、と言うことはないようだ。
どうせなら仲良くやっていきたいとスグルは思った。
・・・・・・・・・・・・・・
「あーマジで暇だ」
馬車に乗って3時間ほど経ち、スグルはそう呟いた。乗ってすぐの頃は兵士の人達と会話なんかもしていたが流石にそろそろ暇になってきた。
「確かに暇だね〜。そろそろ始まりの草原は抜ける頃だろうけど……」
「草原と平原の違いって全然わかんない。お兄何が違うの?」
「すまん、俺もわからん」
確かに草原と平原の違いなんて考えたこともない。
『ポーン』
スグルの頭に無機質な音が響く。
どうやらレベルアップしたらしい。
自分で歩かなくてもレベルが勝手に上がるなんてなんて楽なジョブだと思う。
(そういえば最近は全くステータスを見てなかったな。何回かシステム音も無視してたし。さてさて、どうなっていることやら)
スグルはメニューから自分のステータスを開く。
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名前:スグル(闇ギルド所属)
種族:人間
メイン職業:旅人(Lv.53)
サブ職業:ーー
パッシブスキル:健脚(Lv.37) 護身術(Lv.32) 空間把握(Lv34)
アクティブスキル:鑑定(Lv.30) 鷹の目(Lv.29) 地図作製(Lv.ー) 念話(Lv.21)
ユニークスキル:食は大事!(Lv.ー)
スキルポイント:126
称号:帰還者 頂を知る者 闇ギルドメンバー
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(おお、いつの間にかレベルが50になってる!それにサブ職業の欄も追加されてるな。今は何も取ってないから空白だが)
「ギルマス、サブ職業の設定も転職の神殿でやるのか?」
「もうレベル50超えたの?サブ職業もメインと同じで転職の神殿でしか変えられないよ」
リーシェに聞くとミウとゆいがその言葉に反応する。
「えーっ、もうお兄レベル50なの!?ミウまだ32なんだけど!」
「私も39だね。やっぱり旅人は成長早いなぁ」
「その分戦闘系はてんでダメだけどな」
「お兄サブ職業は何にするの?」
ミウはそう聞いてくる。
「まず何が選べるのか知らないんだよな。今度神殿の方に出向いてみるか。リィースにもあるんだよな?」
「基本どの町にもあると思うよ」
そもそもサブ職業には何があるんだろう。
スグルはそう思いリーシェに聞いてみたが取ることができる職業は人によって違うらしく答えることはできない。
そう言われた。
「……モンスターだね」
その後しばらくは黙っていたリーシェが襲撃を告げる声を上げた。
それに対してジバルのみが席を立つ。
「俺が出よう。なに、ミウちゃんらは座って待っててくれ。相手は不足しかないが俺らの強さも少しは知っといてもらった方が良いんだろ?」
そう言ってジバルは壁に立て掛けていた彼の身長ほどもある大剣を持って馬車から降りて行った。
本当に久しぶり(35話近く)ぶりの門番さん登場です。
これからちょこちょこ出していこうかなぁ
(事務的なアレ)
ストーリーの筋書き考案のため少し更新ペース落ちるかもです。
こんな真面目ゾーン一瞬で抜けたいけど...てか一つの話が短いから自己紹介だけで終わっちゃう




