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自由気ままに旅人ライフ  作者: 御堂 はるか
邂逅
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第三十一話 冒険者ギルド、そして会議

ブックマーク700件、ユニーク5万人突破しました(´∀`)


ありがとうございます。

次の日の朝、ギルマスの店の前に行くと既にダンテとゆい、ギルマスが話しこんでいた。

てか、はやくね?なんかだいぶ話し始めて時間が経ってる気がする。

そんな空気が流れている。



「お、ようやくきたかスグル」

「遅いぞ少年〜」

「スグルおっそい!」

「三人ともおはよう。早すぎだろ三人とも。自己紹介は済んでるみたいだな」

「リーシェはんはええ人やで」

「ほんと、底が知れない感じが良いね!」

「いやいや、ダンテ君みたいな若い発想はこの町にも嬉しい限りだよ。それにゆいちゃんはずいぶん強いね」



……この人ほんとにあのだら〜っとしたギルマスか?

きちんと年長者みたいな対応してるんだが。



「と、立ち話もなんだし早速だけど行こうか」



リーシェさんの先導で冒険者ギルドに入って行く俺たち。

と言うか何気に冒険者ギルドってヤツに入るのは初めてだな。

なんだろ、酒場とかあったりするのかね。



「お待ちしておりました、リーシェ様。冒険者ギルドマスター、生産ギルドマスター両方々既にご到着しておられます」



入ると、中では数人の冒険者と思われる人が掲示板を見ていた。

何やら依頼が貼ってあるようだ。

俺も闇ギルドに入っていなかったらこっちに入っていたことになったんだろう。

中を見ていると、一人の受付嬢と思われる女性が近づいてきた。



「お出迎えご苦労様。早速で悪いんだけど案内してくれるかい?」

「かしこまりました。こちらでございます」



やばい、さっきからリーシェさんが仕事してる。

いつもこの調子だったら……ダメだな。既にだら〜っとしたリーシェさんに慣れてるから変に思ってしまう。

と、周りからの視線が強くなったな。普段こんなところに来ない俺たちだから余所者を見るかのような視線が強い。

と、一人厳つい男の人が歩いてきたな。

テンプレが見られるのか……



「って、ダンテの旦那じゃないか!今日はまた仕入れかい?」

「いやいや、今日は別件や。ただ素材の仕入れはいつでもやっとるからまた頼むわ」

「了解だ。あんたんとこは良い値で仕入れてくれるからこれからもよろしく頼むぜ」



男は、そう言って引き下がって行く。

何やらダンテの知り合いだったようだ。

と言うかダンテはここに来てるんだな。

自ら仕入れを行うのはダンテらしいといえばダンテらしい。



「こちらでございます」

「ああ、ありがとう」

「いえ、それでは私はこれで」



少しの間歩いていると一枚の扉の前に立った。

扉の上には会談室という板が貼り付けてある。



「じゃあ、三人ともよろしく頼むよ。軽く話したらご飯奢るよ」



そう言ってリーシェさんはドアをノックした。



コンコンとリーシェさんがノックをすると中から「入れ」と言う短い言葉が返って来た。

中はそれほど広くなく、10畳ほどの部屋の真ん中に長テーブルが置かれている。

その座席の向こう側には男性と老婆が座っていた。



「よく来たな。まあ座れや……ってそっちにいるのはダンテか」

「あらら、なんでここにシルはんがおるんや。ってあんさんギルマスやったんか。教えてくれてもええやろに」

「自分から進んで言うことじゃねえからな」

「で、そっちのおばばが生産ギルドのマスターかいな」

「ガキンチョがなしてここにおるね」

「今後の見聞を進めるのに少しね」

「なんだい、二人とも知り合いなの?じゃあそっちの自己紹介は要らないかな」



どうやら二人ともダンテの知り合いらしい。

流石ダンテだな。

さっきもそうだが人脈の広さがハンパない。

まあそうでないと商人なんてやっていられないんだろう。



「で、シルにリリ。この二人は初めてだよね。自己紹介よろしく」



向かい側のちょうど空いていた中央の椅子にリーシェが腰掛ける。

そしてそう言われて右側に座っていた男性が席を立った。

服の上からはっきりと見えるほどの筋肉を身に纏い、頭の上には薄灰色の片耳のみが生えているのが逆に物々しさを与えている。

もう気づいたと思うが、この男性は獣人だった。



「おう、二人とも初めましてだな。オレはシルク。一応冒険者ギルドのマスターをやらせてもらってるが普通にシルと呼んでもらえると有難い」

「つぎゃわたしゃの番さね。わたしゃ生産ギルド長のリリアンヌちゅうもんさね。こっちもリリかばば様とでも呼んどくれ」



二人の自己紹介が終わったため、リーシェがこちらに手を差し出す。



「俺はスグルって言います。今回は使節団並びにこちらが用意した案件に対応していただけると言うことで「ああ、そんな堅苦しくせんでいいぞ」……じゃあ、今日はよろしくなおっさん」



模範っぽく話してたらシルさんの方に突っ込まれた。

でもこれでシルさんの方は見た目通り愚直っぽいことがわかった。

ついおっさんと呼んでしまったが逆ににっこり笑って済ます。



「じゃあわたしね。名前はゆい、一応この三人と他の数人たちの纏めみたいな立ち位置に居るけどほとんどは任せてるのでカタチだけのリーダーだよ。適当によろしくお願いします」



ゆいがなんか勝手なこと言ってるな。

おそらくだが俺たちがまとまってるのはゆいという存在が中心にいるからで、決してカタチだけのリーダーじゃない。

あとでこのことは言っとかないといけないか。



「さて、自己紹介も済んだことだし。まずはこっちが用意してた案件を片付けようか」






本日から研修旅行の為、投稿が途切れる可能性が高いです。申し訳ありません。

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