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黄昏英雄譚 ~アナザーワールド・クロニクル~  作者: 憂木 ヒロ
最終章【傲慢】悪魔ルシファー討伐編/マギア侵略編

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24  魂の管理者・トーマ

 ノエルとの戦いが決着したのも束の間、トーヤたちに齎されたマギア来襲の報せ。

 それを受けた三国の王たちはそれぞれの軍に即座に通達、一日後に予測される敵軍との交戦に備えることになった。

 スウェルダ王宮の『玉座の間』にて、戦いの熱も冷めやらぬ間に次なる戦に駆り出される若者たちを見つめながら、ノエル・リューズはその中の赤髪の少女へ声を投じた。


「ミラ陛下、『リューズ商会』は君たちスウェルダ軍に物資を譲渡する。金だけは無尽蔵に抱えている、好きに財布として使ってくれ」


 白髪の男の表情は、取り囲んでいるルノウェルス兵に遮られて窺えない。

 ノエルに対しての憎悪をミラには取り払うことが出来ない。が――女王として、最大の資金源になりうる彼らを手放す選択は誤ったものだと認めざるをえなかった。

 唇を引き結び、ミラは努めて抑揚のない口調でノエルに返答する。


「リューズ商会の力は疑いようのないもの。あなたの申し出、受けてやるわ」


「……ありがたきお言葉」


 それだけを言い残し、ノエルは兵士たちに連行されていこうとしていた。

 と、その時――一人の少年の声が彼を呼び止める。


「おい、待てよ。そいつの【悪器】、まだ壊してないだろ」


 開け放たれた扉の前に立つのは、獣人の少年だった。同じく獣人の少女、巨人族の女性と共に現れた彼は、銀色の柄をした先端に翠の宝玉がはめられた杖を握り、ノエルを睨み据える。


「ジェード、ちょっと待って」


 しかし、トーヤはジェードを静かに制した。

【悪器】を破壊するのはもちろん彼らの使命だ。ジェードのその主張は全うで、本来ならば止める必要などありはしない。

 が――今だけは、事情が違う。

 トーヤの意を察したエルは時女神ノルン)の【神器使い】の前に出て、早口に説明を始めた。


「ルシファーの【悪器】はノエルさん自身なんだ。彼の魂は悪魔のそれと、僕らには引き剥がせないほど強固に癒着してしまっている。悪魔を倒すには彼を殺さなくてはならない――だけど」


「この男を殺してしまえば、『リューズ商会』の力を最大限発揮できない……ということかしらぁ? 気に食わないけれど、それも一理あるわね」


 エルの発言を真正面から否定する材料もなく、ミラは苦渋の面持ちで唸る。

 カイやエミリア、エイン、ルノウェルスの兵士らから一挙に視線を注がれるトーヤとエルは、目配せし合うとジェードに提案を持ちかけた。


「そこで、ジェード。君の【神器】の力を使うんだ」

「お、俺の【神器】? ……そうか、時を止める力で……!」


 黒髪の少年の意図を、獣人の少年はすぐに正しく理解した。

『リューズ』を利用するにはノエルの指示が不可欠だが、逆に言えばそれ以外は要らないのだ。彼の頭さえあれば事足りる。

 つまるところ、ジェードは「現在の女神(ベルザンディ)」の魔法でノエルの首から下の時間を停止させてやればいいのだ。それで身体が動かせなくなれば、たとえノエルが反抗したとしても簡単に押さえられる。


「やってくれるね、ジェードくん?」


 エルの問いにジェードは緊張を顔に滲ませつつも、頷いた。

 目の前にいる男は悪魔ルシファーと同一の存在。だが、恐れてはならない。彼は悪魔であると同時に、少年たちと交流のあった商人の男――ノエル・リューズでしかないのだ。


「【永遠の『現在』を汝に齎さん】」


 ジェードが握る杖の翠玉が眩く輝き始め、彼の決意によって増幅する魔力が白髪の男の肉体を包み込んでいく。

 男は何も言わずそれを受け入れていた。石像と化していく己の身体を見下ろしながら、彼は皮肉な笑みを口元に浮かべた。

 まさに因果応報――欲望のままに頂点を目指し続けた者が、そこから転落した瞬間を切り取られて「永遠の現在」とされたのだから。



 スウェルダ王宮の中庭での出来事であった。

 青髪の魔女――レアという女神官の肉体に憑依していたリリスは、意識を手放して仰向けに倒れていた。

 その側にはシル・ヴァルキュリアがおり、彼女もまた気を失っていた。

 何が起こったのか、その瞬間に理解した者はいなかった。ただ一人の目撃者であるイルヴァの魔導の知識にない現象がこの時、もたらされてしまったのだ。


(あの化物じみた魔導士は放置だ。面倒事なんか抱え込んでる場合じゃない!)


 理解の範疇にない事物を前にすれば、人は無視という選択を取る。なかったことにしてしまえば、考える必要がなくなるためだ。

 イルヴァは己の役割に徹し、負傷の身ながら王宮からの脱出を進めていった。

 最後にミラ王女に謝りたかった――そんな感情を心の奥底に封じ込め、【拳の魔女】はこの戦場という舞台から降りたのだった。



「昇る日は君たちを食らい、欠けた月は君たちを射抜く。――スカナディアの王たちよ、我らに恭順せよ! こちらとしても殺戮は望まない!」


 ストルムでのノエルのクーデターから一夜明けた、早朝。

 日の出とともに海をも越えて響き渡ったのは、カタロン・ラ・マギアの高らかな声であった。

 軍の中央基地にて指揮を執るミラも、彼女と合同でマギア迎撃に臨むカイも、【転送魔法陣】でフィンドラに帰還しているエミリアも、頭の中に突如届いた声に身を固めた。

 拡声魔法ではない、対象の脳内に直接音を送る未知の魔法。

 旗艦の甲板で演説を始めたカタロンを見守るエウカリスの隣で、その魔法の使い手である青年は口許に笑みを刻んでいた。


「……戦闘に役立たない【神器】だと馬鹿にする輩もいるけど、実際は通信役としてとっても有能なのよ。状況を選ばない、交信のタイムラグも一切存在しない。こんな使える人材であるアタシの立場は、もうちょっと上がるのが当然だと思うんだけどねぇ」

 

 軍服を着こなす、すらりとした立ち姿は女性兵士の注目の的。帝譲りのグレーの髪を長く伸ばし、目元や唇を控えめなメイクで彩った整った顔立ちをしている。

 男性でありながら女性的な格好や立ち振る舞いを好む彼の名は、プシュケ・ジ・マギア。所有する【神器】は通信や商売を司る神、ヘルメスのものである。


「プシュケお兄様がいらっしゃれば通信速度で敵を上回れ、勝利をより確実なものにできるのは事実です。しかし、お兄様はまだ年若い身……将軍職を務めるには経験が足りないと、陛下は判断なさったのでしょう」


「ふん、冗談よ。アタシはあくまで歯車、リーダーには向いてないわ。あとエウカリスちゃん、アタシを呼ぶときはお姉様と言いなさいな」


 プシュケは真面目に返答するエウカリスを鼻で笑い、それから口を尖らせた。

「しかし公的には皇子として男性扱いしなくては――」などと言うエウカリスを他所に、カタロンの話は進んでいく。


「スカナディアの王たちよ、そちらにも通信の魔道具があることは聞き及んでいるよ。我々マギアに戦わずして降伏するか、戦って敗北するか――本日の正午までに返答を求む」


 お前たちに勝利という道はない。そう言い切ったカタロンの宣戦布告は、そこで終わった。

 青さを増している空を仰ぐ橙黄色の髪の皇子は、一つの仕事を済ませて安堵したようにため息を吐く。


「はぁ~っ……。これを聞いてた王たちがオレと同年代ってのは知ってるけど、やっぱ緊張するね」


「カタロンちゃんでも固くなっちゃうのね。アタシが肩揉んであげましょうか」


「お願いするよ。しっかし、お姉様が固くとか言うと変な意味に捉えられるね」


「あらあら、アタシはそんなセクハラ野郎じゃないわよ。そういうのは色ボケ(プラグマ)の領分でしょ」


 二人の兄弟にして【神器使い】が軽口を叩き合う中、エウカリスは胸の前で手を組み、祈っていた。

『三国同盟』は、マギアの大多数が思っているほど簡単に御せる敵ではないのだ。足掻こうと思えばいくらでも足掻ける――周辺国と幾つものパイプを持つ『リューズ商会』の力さえあれば。

 加えて、彼らは【神器使い】を多く擁している。その数はマギアの十二人に迫る、十一人。彼らを全員倒すには、マギア側も【神器使い】を総動員しなくてはならないだろう。その上で問題になるのが、マギア側にはプシュケのように戦闘以外に特化した【神器使い】がいることだ。それに対して、三国側の【神器】はどれも戦闘に優れた能力を有している。

 マギア側は多数の魔導兵器をもって彼らに対抗できるだろうが――それでも、苦戦を強いられるのは予想の範囲だ。


「……どうか、降伏してください。泥沼の戦争など、誰だって望まないのですから」


 運命の歯車が希望通り回るとは限らない。

 だが、それを承知の上でもエウカリスは願わずにはいられなかった。



 霧に閉ざされた小島に、一人の男が降り立っていた。

 丈の短い湿った草を踏む彼は、白い無機質な壁の建物を見上げ、呟く。


『これが私の【アナザーワールド】での最後の仕事だ。あの子たちにはこれ以上のお膳立てなど要らない。彼らは皆、一人前の戦士として――一人の人間として、立派に成長を遂げたのだから』


 襤褸(ぼろ)切れのようなマントを纏った、ボサボサの長髪に無精ひげの魔導士。

 彼はかつて脳死したエルを蘇生させ、現世へと送り返した『魂の管理者』と名乗った男である。

 ナイフを腰から抜き放った男は、皺の深く刻まれた眦を吊り上げ、そして白き牢獄の入口へと歩み寄っていった。


「……内外からの魔法を遮断する壁を作ったとしても、この監獄は突破できやしないわ。なんたってこの建物は帝が直々にお作りになった、絶対の檻なのよ」 


 執務室の窓から眼下の男を窺いながら、プラグマはせせら笑う。

 マギアの技術は決して揺るがないものだと、彼女は信じきっており――実際、この時代においては彼らの技術を超える文明などありはしなかった。

 が、それも「魔法」という分野に限る話なのである。


『魔導士の殺し方など、古来から決まっている。――魔法を封じてしまえば良いのだよ』


 男が指をパチンと鳴らした、その瞬間。

 建物内にあった魔道具の稼働が、一斉に停止した。

 マギアの全てのシステムは魔法に依存している。生物が発生させる際限なき魔力――それは資源にも環境問題にも困らない究極のエネルギーであったが、弱点も一点のみ存在していた。


「……は?」


 プラグマは絶句する。「魔法を封じる魔法」が【ユグドラシル】時代からあったことは知識として理解していた。だが、カインとアベルという使い手が死してもなお、それを会得した人間が生き延びているということを彼女らは知らなかった。

【アカシックレコード】、ノア。彼女は後の時代に自らの痕跡を全くと言っていいほど残さなかった。それは飲めば驚異的な再生能力を得られる血液や、彼女の記憶が悪用されるのを防ぐための処置であったが――こんなところで役に立つとはね、と彼女と接触していた『魂の管理者』はほくそ笑む。


『ふんッ!』

 

 彼が蹴りつけた扉は、激しい音と埃を舞い上げながら吹き飛んだ。

 受付嬢も守衛の兵も、マントを脱ぎ去った男の鋭敏な動きの前には何をすることもできない。精彩を欠く兵の抜刀を完璧に見切った彼は、その兵の喉元にナイフの先端を突きつけながら、忌々しげに吐き捨てる。


『その鎧、魔道具だな。大方、「付与魔法」内蔵の第四世代アーマーなのだろうが……技術に頼るあまり、使い手の肉体が鈍っていては元も子もない』


「くっ……言っておくがな、こいつは最新の第五世代だ」


 せめてもの捨て台詞を残す兵だったが、それが辞世の句としては少々品性に欠けるのではないかと男は率直に感じた。

 マギアの多くの者は自分という「個」に価値を見出さない。帝の理想、国の武力、魔導の技術――全員が同じ拠り所に縋り、同じ場所だけを向いている。その場所が存在しなくなる可能性など、考慮することもなく。

 男の手際は素早く、魔導にかまけて鈍った兵たちを次々と斬っていった。


「何よ……何よ、私たちが――マギアの兵たちが、こんな男一人に……!?」


 プラグマがどれだけ念じても、彼女の身体が魔力を発することはなかった。

 焦燥が女を追い詰める。勝ちへの確信はとうに失せている。鞭を取り、せめてもの抵抗を果たそうと男の突入を待ち構えるが――


「ちっ……来るならさっさと来たらどうなの!?」


 平静でいられない時間が長くなればなるほど、人は正常な判断力を欠いていく。

 プラグマも当然、弁えていることではあったが、魔法を奪われた彼女の動揺は本人が思うよりも遥かに大きなものだった。

 普段ならば時おり諌める立場にある副官も、それは同じであった。

 ドガッ――!! と轟音を上げて破砕したドアに、破壊の勢いのままに突進してくる男。

 

「来たわね……!!」


 鞭を振るい、プラグマは男の脚を絡め取ろうとした。

 しかし――悲しいかな、魔法の補助のない女が、鍛えられた男の瞬発力に叶うはずもない。

 

『魔導士であっても、身体を鍛えるに越したことはないのだよ。覚えておけ』


 プラグマの鞭が男に達する前に、彼の腕は女の細腕を掴んでいた。

 

「は、離しなさい!」


 喚く女に構わず、男は黙して彼女の頸を極めた。

 糸が切れた人形のごとく動かなくなったプラグマを床に横たえた男は、部屋の隅で縮こまっていた女の副官を一瞥する。


「こ、降伏します!! 要求があるなら呑みますから、プラグマ殿下の命だけは……!!」


『この島の全兵士の武装解除、及び魔道具の破壊。そしてアレクシル王とエンシオ王子を解放しろ。前言撤回は認めん』


 有無を言わせぬ男の言葉に、副官は何度も首を縦に振って恭順の意を示した。

 それからのマギア側の行動は迅速だった。彼らは男からの要求にたがわず応じ、アレクシルとエンシオを縛めていた鎖も即座に外された。

 

「おいおい、どういうことなんだ……?」


 何も告げられず地下牢から出されたエンシオは、階段を上がりながら怪訝そうな面持ちでいた。

 同じく解放されたアレクシルと一階のホールで再会しても、喜びより奇妙さの方が勝るくらいであった。

 無表情の仮面を纏った王は何も言わずに、ただその人が声をかけてくるのを待っていた。


「なあ、親父。何か知ってるのか?」


『スカナディアで神と悪魔の大戦が幕を開けようとしている。ノエル・リューズのクーデターなど、その前哨戦に過ぎなかったのだ』


 上階から降りる男の声に、エンシオはがばっと振り返る。

 階段を悠然と歩む黒いマントの男は、乞食にも見紛う見目をしていたが――彼の放つ気配の異質さにエンシオは気づいた。


「あなたは、【神】なのか……?」


 青年の率直な問いかけに男は苦笑する。

 

『そんな称号、私には不釣り合いだよ。私はトーマ……トーヤの父親にして、ノアに「魂の管理者」の立場を任じられた者』


 淡々と正体を明かした男――トーマに、エンシオのみならずアレクシルまでも瞠目した。

『魂の管理者』というワードの意味は彼らには分からない。だが、「トーヤの父親」と名乗られれば驚かずにはいられなかった。

 トーヤは自分は孤児だと語っていたが、それ以上のことをアレクシルらに話そうとしなかった。人の過去を詮索する趣味のないアレクシルらは、彼に追及することもなかったが……目の前の神霊にも似たオーラを放つ男と少年とを比べ、違和感を抱かずにはいられなかった。


「本当に、あなたはトーヤの父なのか?」


『血の繋がりはないがね。私は「魂の管理者」として、あの異端児(ハルマ)の来世にあたるトーヤを育ててきた。寡婦であった彼の母に接触し恋仲になった私は、幼いトーヤを連れてアスガルドの神々が眠る地、スカナディアへと移った』


 トーマがその事情を誰かに語るのは、初めてのことであった。

 自分は彼の父としての役目を終えた。これからは、アレクシルらが第二の家族として彼を見守ってやってほしい――そんな願望が、どこかにあったのかもしれない。


「今でもあなたがトーヤ君の父であると自認するのなら、戦いが決着した後にでも彼に会ってあげることだ。あなたが思っているよりずっと、彼は家族の愛情を求めている」


 子を持つ父として、そしてトーヤを食客として受け入れた身として、アレクシルは促した。

 トーマはその言に静かに頷く。

 少年の元から離れたのは、ある意味では彼の逃げでもあった。組織に狙われながら息子を守りきれる自信のなかった、彼の弱気の表れであった。無論、『魂の管理者』として悪魔や神の魂の動向を監視するという役割もあったが……トーマの後悔は尽きなかった。


『では、戦いを早急に終わらせねば。アレクシル王、エンシオ王子、私の【転送魔法陣】でフィルンへと帰還するのだ。エミリア王女の負担を肩代わりする時は、今だ』


「ああ。国民にこれ以上の不安は抱かせたくない」


 男が指を鳴らした一瞬で、彼がかけていた「魔法封じ」の結界は解除された。

 マギアの兵たちが動き出すまでの数秒の間に彼は【転送魔法陣】を足元に描き出してみせ――二人の【神器使い】を伴い、フィンドラ王国へと転移していくのであった。 

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新作ロボットSF書きました。こちらの作品もよろしくお願いいたします
『悪魔喰らいの機動天使《プシュコマキア》』
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