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中指鎮魂歌
胸焦がすような言葉は死んだ
冷めた僕らのせいで
胸抉るような言葉だらけだ
冷めた僕らの性感
胸躍るような音楽は鳴らない
それが時代のニーズ
張り裂けるような彼女の悲鳴も掻き消されてしまうのだろうか
ドライフラワーを貪る処女の口からは鮮血が滴り落ち
その香りを嗅ぎ付けた猿共が
猿共の歌うラブソングで求愛を始める
君が掻き乱した理由を知ろうともせず
嘲笑うお前等に中指はもう要らないだろう
詰めろ 詰めろよ
纏めて弔うから
時代が求めていないこの歌と共に
いつから愛は不確かなものになった?
それは本当に時代のせい?




