入学式から数日.......さらに数日
さて入学式から数日たった。
そんな俺は昼放課とある場所に来ていた。そうそれは図書室である。
実はこの私結構昔から本が好きで小学校のころから、よく多読賞をもらっており、それほど本が好きだったので、よく強制参加の鬼ごっこから逃げていたものだ。
「さてどんな本があるかな」
とワクワクしつつ入って図書室の奥に、いくとそこはパラダイスだった。
そうたくさんのラノベがあったのだ。’’盾の○○の成り上がり’’や’’〇ード アー〇 オンライン’’や、’’〇-ゲーム〇ーライフ’’などありもともと見たかったラノベたちがたくさんあったのだ。この時興奮と同時に俺はあることを悟った。(図書委員入ればよかったのではと、)そう俺は確かに本が好きだがなぜか委員会に入る気は全くなかったのである。そしてとぼとぼしながら本を借りチャイムが鳴るまで図書室に耐久し教室に帰った。
しかし帰った瞬間多人数からへんな目で見られた。
(なぜだ)と思いつつ視線の先を見たらそれは俺の持っている本だった。
確かにでかいため皆の目に入ったのだろう。しかしおれは一つだけ言いたかった。
(そんなに男子が本を読むのはおかしいか!!)とまぁそんなメンタルもないのでおとなしく席に座った。
そして授業中本を読み、放課中に本を読み、帰りの会に本を読みとひたすら読んで読んで読みまくった。
感想を言うとなればこの学校に行く意味が決まったというべきだろう。
そしてとある日嫌なことが起こってしまった。
そう、ラノベばっか読んでいたらクラスの陽キャ男子どもに表紙と挿絵を見られてしまった。
ラノベといえばやはりエロシーンなんてよくある話、しかも俺が読んでいた本はもはやエロシーンがデフォのやつな為、(終わった.......)と絶望した。
そしたら案の定クラスの陽キャその1が、
「お前エロいの見てるじゃんやば」
とからかわれた。
それで終わればいいのだが、やはりこのの陽キャがクソでかい声でいうもんだから他の面倒くさい奴らもドンドン集まってきてひたすら同じことを言われる。そしてここで嫌なのがさらなる風評被害。男子の馬鹿でか声のせいで女子に聞かれ
「あいつヤバ、キッショ」
なんていわれて俺は深いダメージを負う。
そして俺は毎回つぶやくひたすら
「どっか行けどっか行けどっか行けどっか行けどっか行けどっか行け」
もはや呪言レベルである。
そうこれからこれがほぼ毎日続くのだ。
この時俺はマジで思った
(この世に救いなどないのだなと)
この時から俺の中学生の最大の暗黒期を迎えることになるのであった。
思想が変わってしまうレベルの
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