入学式の一日
皆、こう思うだろう。
そう入学式いらんくねと。
なのだがなぜかある。
悲しい現実だね。だから俺は校長の話を聞き流しつつ周りを見た。なれない中学校のブレザー、違う小学校だった子たち、何もかも新鮮で俺は楽しい学校生活を謳歌するはずだったのだが......、ここでまず地獄な条件が決まってしまっていた。
はーいまず一個目~友達が同じクラスに一人もいない!!
確かに話したりした子とかは何人かいる。しかし友達というレベルではない。あと俺の話についてこれない。まぁ御察しこの自分’’黒’’は結構オタクなのである。幼稚園のころからガ〇ダムにハマり小さいころは
「何を書いてるの?」 なんて言われたら「m〇rk2」なんていって、皆から何言ってんだこいつと言わんばかりの顔をされた。そして小4になったら転生したらスラ〇ムだった物語などを見てしまい完全にみんな
と別次元な存在になっていた。
はーい2個目~クラスに怖い女子が多い!!
小学生のころから苦手だった子とかそれにつるんでいる。ついでにセットで苦手な男子もくる。これ以上に恐ろしいことはない。じゃあ関われなければいいだろ? て思うよなだが残念神は無残なごとく俺を見放し
女子や男子どもが俺をネタにするようにあざ笑うようなやつばっかだ。
はーい三個目~先生が(いずれこれものちに語っていくが)取り合えずクソ。
残念なことに性別は男、しかも女子に鼻を伸ばすタイプだ。そして男子だった場合適当にあしらうタイプだ。あと俺は昔から相当奇怪な輩の存在なので先生から嫌われやすい(心の声もでやすいため)
さあ、こんな地獄みたいな環境でどうやって生きていくか悩みつつ教室へ戻り…と行きたいものの頭おかしいことになぜかうちのクラス1-1は4階なのである。
「疲れた.......」
なんて言いながら階段を上り教室につき教材をもらい学活が始まり地獄な時間がまた始まった。
そう俺は自己紹介が大嫌いなのだ。毎年これが来ては絶望しながら素直に言うもんだから余計だ。今までも、「黒です。すきなアニメはガ〇ダムです。そして好きな色はガンメタルです。よろしくお願いします」なんてみんなをよく混乱させたものだ。みんなの自己紹介を聞き流しつつ今回も俺は考えた。
しかしまったくいい案など出てこなく素直に言うことにした。
「黒です。好きなものはガ〇ダムとラノベと東方です。よろしくお願いします」
また皆から蔑みの目がおくられる。
(だから自己紹介は嫌いなんだよーーーーーー)
と心の中で叫びながら席に戻った。
チャイムがなったから帰りのあいさつをして帰った。
帰る人はいないため一人で帰った。
天候は雨(幸先不安だなとおもいながら)一人で帰るそして、
「さてどうやってこの一年間を乗り切ろうか、」
と呟き帰った。
しかし俺は知らなった。この一年が中学校生活で一番最悪な年になることを。
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