プロローグ
これは作者の黒歴史ノート公開版のようなものです。つまらない可能性があります。ご了承ください。また現実とは一切関係ございません。
現在僕は死んだ。
鼻塩塩。僕の名前は田中太郎...いや鈴木次郎...まあいい。年齢は16歳、ただの学生だ。
死因は脳出血。野球の授業で野球部の野郎がバットをすっ飛ばしやがった。しかも金属バット。ついでに僕は陰が薄かった。おかげで直撃するまで誰もそこにいることに気づかれなかった。結果、当時の僕は、
なんか飛んできてね?
しかも見かけ上まったく動かない。
あれ僕死ぬ?
(唐突に流れ始める棺桶ダンス)
となったわけ。
現在僕は赤ん坊だ。一応まるでメールのようにこの世界の情報が流れてきた。From 神、と書かれている。
~~~
「オギャアーー!」
「よく頑張りました。元気な男の子です。」
「男の子ですってあなた。」
「ああ。よく頑張った。名前は前に決めていた通り、アヒムにしよう」
「そうね。」
~~~
どうやらこの世界には魔法があるらしい。
ただ、現在僕は生後ゼロ時間である。精神は16歳でも、体は赤ん坊である。よって深夜三時ぐらいに突如襲ってくる眠気より眠い。僕は寝た。
「目は覚めたかの。いや、ここは夢の中だからちゃんと寝たかじゃの。」
だれだこの人
「失礼じゃのう。言伝を送っといたじゃろう?」
「もしかして神様?」
「そうじゃよ。お前を転生させた神じゃよ。」
「それで僕になんの用?」
「いや、なんか欲しいスキルとかでもないかの、と思うて。一応魔法は火水風土、光闇無。全部天才級に使えるようにしといたぞ。」
「え、あ、その、ありがとうございます。」
なんか貰いすぎじゃない?と僕は思った。
「で、なにが欲しいのじゃ?」
僕は考えた。最初僕は空間魔法とか、と考えた。だがこれは三次元だ。大は小を兼ねる。現代科学で理論上、時空間、つまり四次元までは圧倒的エネルギーをつっこめば変えられる。だが五次元、可能性をいじれる軸は現代科学でも神に祈る他ない。魔法って言うんだったらそれぐらいいじれてもいいのではないだろうか。またいちいち考えるのもめんどくさい。事前になにをするのか決めておいて、どのように実行するのか管理するもの、つまりOSのようなものがあればいい。アプリケーションは自分にあわせて自分で作ればいい。あと記憶デバイスも。というわけで僕はこれを頼んだ。
「時空間魔法、確率魔法、僕の世界でいうOSと容量∞の記憶デバイスってできます?」
「できるぞ」
「できるの⁉ じゃあおねがいします」
「あいわかった。あと注意点の説明じゃ。魔法の行使には魔力を消費する。で、君の言った魔法は魔力をバカ食いする。だから魔力を強化する必要がある。」
「どうやって強化するの?」
「簡単じゃよ。魔力を使い切るだけじゃ。」
「それだけ?」
「それだけ。ただし毎日ちゃんとするんじゃよ。」
「わかったよ。」
「それじゃあの。スキルとか魔法とかはちゃんとつけておくから安心せい。」
突然僕の体が光り、ノンレム睡眠に突入した。
~~~a week later
この一週間俺は眠すぎてまともに思考できなかった。
「********」
「********」
「*******?」
「*******!」
ついでに何言っているか分からない。どこの言語だこれは。
正直に言おう。名前考えるのめんどくさかったからエルシャダイ構文でごまかした。