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ぷろろーぐてきな なにか

実質初投稿です!

ある日突然異世界に、しかも性別も年齢も違うなんて使い古された設定ではあるけども。

こんなただただ静かな森の中で、丁度いい座り心地のよさそうな岩の上でなんとなく考えてて。

ああいう現象に実際あったらそんなすぐに順応なんて出来るわけがないし。なんなら身体が違ったら暫くその辺で転がるばかりなんだ。



……なーんて、僕が思っているのも、現在進行形でそんな状態になってる事の現実逃避だったりする。


なにせ僕は今、まさに知らない森で、見知らぬ幼女になってしまってるのだから。



目が覚める。あくびをする。起き上がる。

そんな1万回は繰り返したような動作に違和感を感じたのはまぁ、当たり前のことではあった。

目を開けてまず映るのは口に当てた小さな小さな手。握りこぶしより小さいなぁなんて思って眺めてたら。

白いスカートから伸びる真っ白い足。折れそうなくらい、というか細すぎて立てるか不安なくらい。

そこでようやく、それが「僕」の身体だと認識して……


それから気を失って、気が付いたら同じことをして…今はぼけーってそんなこと考えてる






さて、そろそろ現実逃避は止めにして、現実を見なくちゃいけない。

こんなチンチクリンになっちゃったのは仕方無いとしても、最低限生きてかなくちゃいけないんだから。

幸い?可愛らしいというか保護欲を湧かせるような見た目にはなっているけども、この世界?のことが判らなくてはどうにもなら無いし、何より男に媚びるのはなんか、ヤダ。

そもそも媚びる人どころか人が居なさそうだけど。


そんなわけでひとまずの方針としては……うん。色々考える前に人がいなきゃはじまらない。


そんなこんなで歩き始めて数分後。辛い。

なにがってこの細っこくて青白い足が、である。

一応ギリギリサンダル、のようなもので辛うじて保護されてるとはいえ、森の中で。

それにこのチンチクリンな見た目相応の体力しか無かったようで。

僕は5分ともたずにバテバテになっているのである。


一応前世では成人男性として普通くらいには体力があった身………魂?としては中々この体力の無さと言うものは…想像もしてなかった。


そんな体力なのは…事実なのでまぁ…認めるしか無いんだ…けど……

流石に…この身長……なら…もう…少……し………

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