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交渉は現実的に 3

「やはり問題なのは量と何を、ということよね」 

「そうですね…流石にずっと、と期限なしなのは困りますね」

「それは分かるわ…そんな事をしたら、体の良いタカリと変らないし」 

「理解があって助かります」

「でもね〜私、お金がないのよね…この後は買ってください、って言われてもそれはそれで困るわ…」 

「お金がないって?姫様が?ですか?」  

「商人、言葉がおかしいわよ。そこはともかく、私は一応、留学生だけど、まだ学校に通えないのよね(表向き)。それに子供でしょう?出かけないし、お金は必要ない、って言う感じなのよね(多分)。だから、お金がないの」

さて困った、と私は腕を組む。


私の告白が衝撃だった様子の商人は口をポカンと開けていた。

その口を開けた商人を見ながら私は頭を悩ませる。


「姫様。私は陛下にお願いするのだと思っていましたが」

管理番が確認をしてくるが私はそれどころではなかった。


「管理番。仕入れはどう決めるの。新しい品物の決済は陛下?そんな事はないわよね?陛下は忙しいもの。総務みたいな所があるの?」

「総務?新しい品物を仕入れるときはお試しや少量なら私の権限で大丈夫です。ただ、定期的な仕入れとなりますと、商品の質と量と金額の確認のために金庫番の許可と検査が入ります」

「あ、やっぱりそんな検査があるんだ。不正防止のためかな?」 


「仰るとおりです」

「だよね…やっぱりどうしようもないかな〜。でも、諦めたくないな…」


私が頭を抱えていると商人から不思議そうに確認が入る。


「姫様の予算はないのですか?普通は品格維持費や諸々の理由で一人ずつ予算が付きますよね?」

「普通ならね、さっきも言ったけど私は留学生(表向き)だから…他国の人間だし、ないんじゃない?確認してないけど、衣食住に不便はないしね…」

「しかし、他国の姫を預かっていて予算をつけないって、ありえない気がしますけど… どうだ?管理番?」

「私もそう思います。陛下に確認されては…」

商人も管理番も私には予算があるはずというが、陛下に聞くなんて…


「そんな怖いことできないわよ」


私には普通予算がつくなら…もし、そうならその予算で後々の仕入れは済ませてしまいたい…

しかしなぁ〜

私には予算ありますか?なんて聞けないしな…


どうしようかな〜

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人質生活から始めるスローライフ2
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