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 みんなで美味しいお昼を食べよう

 姫様達の場合。


 「よかったら好きなものを選んで。私のお勧めは、筆頭はオムライスおにぎりで、隊長さんはポークソテーよ。それにステーキおにぎりもあるわ」

 「どれも気になりますね。でも、私はステーキおにぎりからいただきます」

 「では、私は、オムライスおにぎりを」

 「筆頭。野菜サンドもあるわ。好きな方を選んでね」

 「ありがとうございます」

 筆頭は私が引かないことを理解しているのか、諦めたのか、素直にお弁当の中身を選んでいる。

 筆頭はマナーの講師だけあって私と同席することは少ない。せいぜい、お茶の練習のときぐらいではないだろうか? それくらい、席を並べることがないのだ。今日は数少ない日なので、一緒に楽しめたら嬉しいと思っている。

 

 隊長さんも筆頭も真面目にお弁当の中身を覗き込んでいる。2人のこんな姿は見る機会が少ないので新鮮だった。私としてはどれもお勧めなのだが、全種類を制覇する事は筆頭には難しいだろう。頑張りすぎてお腹を壊しては元も子もない。

 ぜひ、気になるものだけにしていただきたいと思っている。



 筆頭は真剣にお弁当の中を覗き込んでいる。そんなに真剣に見るようなものがあたっただろうか?

 ちなみにおにぎりは選択済みなので、次はおかずを選んでいる形だ。

 私としてはお弁当の鉄板、からあげと卵焼きを選んでほしいのだが、そこまで強制する気はないので選ぶのを待つ予定だ。

 そうして2人が選んだのは、意外な方向だった。

 隊長さんはサラダにポークステーキ、筆頭はからあげと卵焼きだった。

 私は逆の選択をすると思っていたので、意外の一言だ。だが、私は野暮なことはしない、選択は自由であることと、新しい味にチャレンジすることはいいことだ。

 私は2人が選択したものと別なものを選ぶことにする。ちなみに野菜サンドと焼き魚だ。

 

 他のおかずなども残っているので、ゆっくりおしゃべりを楽しみながら味わってほしいと思っている。

 なにせ私の好きなジャーマンポテトもどきのサンドもあるし、普通の塩むすびのおにぎりだって美味しいのだ。

 みんなで心ゆくまで食べれば良いと思っている。


 かなりの量を作ったお弁当だが、このお弁当が残ることを心配はしていない。なにせ、健啖家の隊長さんがいるし、騎士さんたちもいる、残ったら誰かが食べてくれるだろう。

 心配には及ばないはずだ。


 三人で心地よい風に吹かれながらお弁当を食べる。真夏なら日差しが暑いことを心配しないといけないが、今は初夏にかかるか、かからないかくらいだ。日本で言うところの5月から6月くらいと言ったところだろうか。

 気持ちの良い季節だ。それに木陰に座っているので日焼けの心配もない。

 

 「姫様。このおかずは唐揚げというのですか?」

 「そうよ。知っていた?」

 「はい。名前だけは。いただくのは初めてです。ですが、香ばしい匂いと、味がしみているお肉が美味しいですね」

 「そう言ってもらえると嬉しいわ。まだ、商人のお店でも発売はされていないようなの。なんか、味が納得できないって言っているのよね。私も試食したけど、充分美味しいと思っているのよ。でも、商人はだめって言うの」

 「そのようですね。私も試食したことがあるのですが、なにか、姫様に作って頂いたものと違うのです」

 隊長さんのコメントからも分かるように未だに商品化されていなかった。唐揚げは、商人に初めて会った時から教えているメニューだけど、商人的には納得できない味らしい。

 商品研究の時に私も試食したけど納得できる味だった。問題ないと言っているのだけど商品化はされていなかった。


 唐揚げは家庭ごとに味が違うものだ。それぞれの良さがあるから心配しなくて良いと言うのだけど、初めの印象が悪いと売れなくなるから、と商人のこだわりがあるようだ。

 そんなわけで、私が教えた味は商人のところから発売されているものと発売されていないものと、結構別れている。

 だが、ミールキットとして発売しても、その家庭ごとに味は変化しているはずだ。そうして浸透していくものだと思う。なにも心配することはないのだ。

 いろいろな商品が発売されているようだけど、一番人気は豚汁らしい。汁物系こそ味にばらつきが出るものだと思うけど、最初に作ったものだから浸透しているようだ。

 そのうち、お味噌汁や冷や汁なんかもできるのではないかと思っている。

 お味噌汁といえば以前、義姉にお味噌汁は冷やしても美味しいと教えてもらったことがある。食べさせてもらったときは驚いたが、美味しかったので私も夏の定番になった。各家庭の個性が出てくるのも楽しいものだと思うのだけど。これからが楽しみだ。

 

 商人から発売されている商品に思いをはせながら、みんなで手を合わせる。

 外で食べる食事は気持ちいいし、いつもよりも5割増しで美味しく感じる。この辺の楽しさを筆頭にも理解してほしいと思っている。


 「筆頭。外で食べる食事も普段と違って楽しいでしょう?」

 「はい。普段とは違う清々しさがあります」

 同意を渋ると思っていたら筆頭はあっさりと同意をしてくれた。この言葉に頷いたのは隊長さんだ。

 「そうですね。訓練の時に食べる食事は時間との競争ですが、こういった感じで食べる食事は楽しいですね。新鮮ですし」

 「はい。私も驚きました。このような清々しさを感じることができるのであれば、機会があればまた行いたいと思うほどです」

 「そうだな。訓練ではなく楽しみとして行うのも悪くないと思う。隊員の気分転換にも良い効果が期待できる」

 「そうですわね」

 2人の好意的な反応にピクニックは成功したようだ。そして、筆頭もお弁当の良さを実感してもらえたらしい。

 「姫様。申し訳ありません。この卵で炒めてあるものは?」

 「これは卵とじよ」

 「卵とじ?」

 正確な名前は知らない。私が勝手に作ったものだ。だが、簡単でアレンジも効いて食べ方も自由なこのジャーマンポテトもどき、卵とじを気に入っている。今度名前を考えたほうが良いだろうか?

 私が考えていると筆頭はジャーマンポテトもどきのサンドイッチが気になったようだが、手を出しかねているようだ。気になるのなら食べれば良いのだが? 気に入らないのだろうか?

 「筆頭。食べてみて。美味しいといいのだけど」

 「いえ。姫様。わたくしには少し量が多いような気がしまして。残しては申し訳ないかと」

 そうか、筆頭にしては今日は食べたほうかもしれない。残してしまうのを危惧していたわけだ。私が作ったものを残しては問題だろうし。気持ち的にも良くはないだろう。

 なら対策は簡単だ。

 「私も食べきれないから、半分食べてくれる?」

 「はい」

 私のものを半分食べたということなら問題にはならないはずだ。しかも私から言い出したこと、という部分もポイントになると思う。これ重要、と言うやつだ。

 私は果物ナイフ(デザートに果物も用意してある)を取り出しながら、サンドイッチをお皿にのせて半分に切る。以前ならナイフは危ないと言われそうだったが、今ではだれもそのセリフを口にすることはなくなった。私が料理をする上で包丁を使うことが多いので、慣れたということだろう。

 私は自分の行動に慣れてもらったので、規制が少なくなったことが嬉しくなる。

 言うなれば私の行動にみんなが慣れてきてくれた、ということなのだろう。ありがたいことだ。

 私は2人の反応に満足しながら隊長さんにもサンドイッチも勧める。

 「隊長さん。こっちも食べてみて。気にいると思うわ」

 「ありがとうございます」

 隊長さんも嬉しそうにジャーマンポテトもどきの卵とじを食べる。


 私は外でのんびりお昼を食べるピクニックはいいな。と思い、気分的にお昼寝をしたいところだが、さすがに問題だろう。

 それなら、せっかくだ。ボートに乗りたいと思っていた。

 


 「姫様。足元にお気をつけください」

 ボート乗り場で、ボートに半分足をかけている隊長さんに手を取られ、私はゆっくりとボートに乗る。

 ボートは小さくて、よく公園にあるような小さなボートだ。ボートそのものは小さいけど半分ほどは屋根というか、日よけがある。

 こんな日よけがあるので時々は使う人がいるのかもしれない。

 お昼の途中にボートに乗ってみたいと隊長さんに頼んでみたら、あっさりと同意が取れた。渋られると思っていたら、筆頭も否定的な意見はなかった。

 ボートがあったということは初めから予定に組まれていたのかもしれない。

 ここでできる事といえば、散歩とボートに乗ること、木陰で読書ではないだろうか? せっかくの気分転換。外出なのだ。インドア派な私でもアクティブに過ごしたいと思う。

 ここでできるアクティブな事はボートに乗るか、乗馬だ。帰りも騎馬する事は確定なので、普段できないボートに乗りたいと思う。

 

 揺れるボートでバランスを崩しそうなので少し怖かったが、隊長さんが支えてくれるのでバランスを崩すことはなかった。

 今日は隊長さんが大活躍だ。

 「そちらに、ゆっくりとお座りください」

 「ありがとう」

 私は少し揺れるボートに隊長さんの手を借りながらバランスを取る。隊長さんの身体は揺るぎもしない。体幹がしっかりしているのだろう。そのため私が怖がる要素はどこにもなく、支えられるままに椅子? ベンチのような場所に座った。

 私が座った事を確認すると隊長さんは私の正面に座り、ゆっくりとオールを動かす。

 ボートは滑るように動き出した。



 ボートは池の上をゆっくりと動き出す。水の上は風も涼しく気持ちよかった。水に手をつけてみたいと思ったが注意されそうだ。でも、水が冷たくて気持ちよさそうだ。

 私は手をつけようと誰も見ていない隙を伺いながら池の中を覗き込む。


 やはり水はきれいで、魚が泳いでいるのが見えた。水が淀んでいないことが気になった私は隊長さんなら理由を知っているだろうと思い聞いてみる。

 「ねえ、池の水が綺麗だけど、なにか工夫がしてるの?」

 「綺麗ですか? ここの水はいつもこんなものですが?」

 「? いつもとかわらないの? だって池は水の対流がないから淀んでいるものでしょう? ここは魚が泳いでいるのも見えるし、底まで見えるもの。不思議じゃない?」

 私が対流がない事を取り上げて理由を聞いてみるが、隊長さんの方が不思議そうだった。と、いうことはここは特別の手入れをしなくても、普段からこんな感じなのだろう。

 私は池を見回す。たとえ雨が降ったとしても、このサイズの池ではどこかが淀むはず。綺麗な水には理由があるはず。誰も知らないだけで池の掃除をしている人がいるのだろうか? 疑問は尽きない。

 「姫様? いかがなさいました? 気になることでも?」

 「ええ。水のことがね」

 「そんなに気になりますか?」

 隊長さんは何も気にしていないようだ。むしろ、私が気にしている理由がわからないようだ。その反応を見ると私の気にし過ぎだと思うが、気になるものは仕方がない。

 私は探偵よろしく考えを巡らせる。

 せっかくボートに乗ったのだから、それを楽しめば良いものを、原因が気になって落ち着かなかった。

 だが、もう一度周囲を見回した時に原因が判明した。


 池の四方に小さく排水溝、というか水路があった。小さな水路でよく見ないと気が付かない程度のものだ。木の葉などが流れ込まないようにゴミ取りも作ってあった。ゴミ取りのせいで池の淵に見えたが、実際は水路? 排水口のようだ。そのため水が循環しているのだろう。だが、水の出口があるということは入り口もあるはず。どこだろうか?


 私は今度は池の中も含めて見ることにした。排水溝が小さくて気が付かなかったのだ。違う場所もよく見ないと見落としているのかもしれない。


 よく見ると水の底から空気のような泡が小さく上がっているのが見えた。それも一度に上がるのではなく、小さく数回、それも場所は不定期に上がっている。

 私はようやく合点がいった。池の底から水を入れることによって、循環を作り出し澱まないようにして、上の方で排水口に水を流せばゴミも自然と流れていく。雨などもあれば水は入れ替わるだろう。そうすることで水の鮮度を保っているようだ。魚が泳いでいれば水質もある程度は確認できる。

 よくできたシステムだ。これはどんな意味があって作られたかは分からないが、なにかあったとしても水源に困ることはないだろう。

 災害でも人災でも、人は水がなければ生きていけないのだ。

 「隊長さん。ここの水はきれいなのはいつもの事なのよね?」

 「はい。私が知る限り、汚いと思ったことはありません」

 隊長さんがここをいつから知っているかはわからないけど、できたときからこの管理をされているのだろう。

 誰が作ったかは分からない。陛下なのか、宰相か。それともその前か。

 でも、水源を気にするほどの周到さがこの国にはあるということだ。


 備えあれば憂いなし、私の国にも必要な用心だろう。


 私は水を触りたいと思っていた事をすっかりと忘れ、池のシステムに感心していた。私の興味の行き先を知ってか知らずか隊長さんはのんびりとオールを動かしてくれていた 

 ゆっくりと進むボートは池の中心に来る。その時、池の底から空気がポコリと上がってくるのが見えた。私は思わず手を伸ばす。

 その泡を触りたいと思ったのだ。だが、その泡は途中で消えてしまった。

 触る事はできずそのまま水に手を浸す。


 「冷たい」

 「姫様」

 隊長さんの制止が聞こえたが聞こえないふりをした。そのまま水を触って遊んでいると諦めたような、呆れたような隊長さんは何も言わなかった。

 好きにさせてもらう事をいいことに私はそのまま自然を楽しむ。

 「冷たくて気持ちいいし、水も綺麗で言うことはないし。ここの管理をしているのは庭師の方なの?」

 「管理? ですか?」

 隊長さんが不思議そうに聞き返す。まさかと思うが自然のままでこの綺麗さと景観を保っていると思っていたのだろうか?

「だって、ここまで整備されているのよ? 自然なままではないでしょう? 自然に見えるように工夫をしながら管理してくれていると思うわ。そうなると庭師の方でしょうね。努力がすごいわ」

 隊長さんから返事はなかった。ここが管理されているとは思っていなかったようだ。ということは、水がきれいなことも普通と思っているのだろうか?


 「隊長さん。池の水も管理されているみたいだけど、そこは知っている? この管理を考えた方はどなたかしら?」

 「水の管理?」

 「ええ。水が綺麗であるように工夫されているようだわ」

 ピンと来ていない様子の隊長さんにさっきのシステムの話をする。排水溝を指し示すと気がついたようだ。ついでに泡のことも話すと、それも言われて気がついたようだ。

 「この池は水源でもあるようね。災害や何かトラブルがあった時に飲水に困らないようにするためだと思うけど」

 「そのようですね」

 硬い声が返ってくる。こんな話をしない方が良かっただろうか。でも気になったのだ。

 仕方がない。ここは気分を切り替えよう。

 こんな真面目な話をするためにここに来たわけでない。その原因が私だとしても、だ。ここには気分転換で来たのだ。

 自分で振った話を聞いてくれていた隊長さんには申し訳ない気もするが、強引に雰囲気を変えよう。


 遊んで何が悪い。

 私は開き直ると隊長さんにいたずらをする事にした。こんな事をして許されるのは私ぐらいだろう。

 ちょっと申し訳ないがその立場を利用させてもらう事にした。

 「えい」

 水の音が軽やかに響くと、それと同時に隊長さんの驚く声が上がる。焦ったような声を聞く機会は少ないだろう。

 「姫様。何をなさるんですか?」 

 私に水をかけられた隊長さんは驚きと共に顔を拭いていた。私のいたずらは正確だったようだ。

  笑いたいのをこらえながら済まし顔を作る。

 「真面目なことを考えていたでしょう? 今日はここに遊びに来たのよ。真面目なことを考えるのは仕事中にして」

 「かしこまりました」

 隊長さんは、たっぷり一分は沈黙しただろうか。その後に了承の返事が来る。沈黙が気になったが了承の返事が聞けた私は満足だ。その後は泳いでいる魚を教えてもらったり、一般的には食べる事のない魚だが、食べようと思えば食べられることを教えてもらった。

 まあ、食べないけど。

 いくら料理好きでも観賞用兼水質チェックのための魚を食べる気はない。


 

 ボートを漕いでもらったり、木陰で涼んだりお外を満喫してから離宮に帰ることになった。ちなみに私が遊んでいる間、筆頭は木陰で涼みながら私の様子を見守っていたようだ。

 少しは筆頭の気分転換になったようで安心した。


 

 帰り道、隊長さんに馬に乗せてもらいながら私は、はたっと気がついた。


 私には気分転換の遊びだったけど、隊長さんは仕事中だったはず。私の護衛と言う仕事をしていたはず。

 真面目なことを考えるなって言ったけど、無茶な注文をしていたのは私の方だった。

 そりゃ、たっぷり悩んで返事をするのは無理もない。

 申し訳ないことを言ってしまった。

 反省。


いつも読んで頂いてありがとうございます。


先日、感想欄にコメントを頂きました。

そのコメントに対する返答を書いたのですが、私の操作ミスで消してしまいました。

申し訳ありません。


活動報告の方へ返答を書きましたので、よろしければ覗いて頂けたらと思います。

よろしくお願いいたします。

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人質生活から始めるスローライフ2
― 新着の感想 ―
[良い点] 池の管理者が、気になるな。 湧水の利用の池か 帝国?帝宮の黎明期に出来たので、今では経緯を知るものも 居ないのか? 排水枡の、清掃とメンテナンスのみが庭師に受け継がれてる?
[一言] 冷たい味噌汁っていったら、『ガワ』もですね。 うちの地域の漁師の冷たい味噌汁です。 料理屋で「漁師の」なんて冠詞が付いて魚肉が単なる細切れなのは偽物です。ガワの亜種で漁師の造る物とは全くの別…
[良い点] 今回は念願のスローライフが実現できて良かったですね。隊長さんも筆頭さんもナイフのこととか姫様のやることに対する許容度も上がったようで、姫様もさらにリラックスできたなら何よりでした。 そのの…
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