【あの時のカオス教の拠点】
リメリアとオルドラの元へと戻ったパルとツクレードは、フェアリー族の里であったことを二人に話した。話しているとベッドで寝ていたフェアリー族の人間が声を掛けて来た。フェアリー族の人間は【里に行ってきて里の状況を見て来たのですね?里を襲ったのはフードを被っていたカオス教の人間であることは間違いないと思いますがそれとは別にまったく違う気配を感じていた。カオス教とは違う何者かが裏で何かを画策しているような気がするのです】と言った。パル達は、あの時のカオス教の教祖とは別にカオス教を操っている人間がいるのかを調べる為にあの時のカオス教の拠点に向かう事にした。パル達は、準備をして今いる場所からカオス教の拠点へと歩き出した。パル達は、フェアリー族の人間と共にカオス教の拠点を目指して歩き続けてあの時のカオス教の拠点へと辿り着いた。テール達は、カオス教の拠点を見るとあの時のままだった。中へと進むテール達は、誰もいないカオス教の拠点を調べ続けた。カオス教の痕跡はここには残っていなかった。ここには何もないかと思って帰ろうとしたその時、足音がパル達のいる場所に向かってきているのを聞いた。パル達は、咄嗟に物陰に隠れて様子を見る事にした。