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【書き直し中】好きな子を追いかけたら、着いたのは異世界でした。  作者: 縁側の主
一部 二章 森を護りし一族と亜人の勇者
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54話 『エリクシール』と世界樹の呪い


「ここまでする必要ないんだけどな…」


 世界樹の地下への立ち入り許可はエリシード様謁見の次の日にはおりた。

 しかも、感謝状+感謝を表現する品物付きで…これは、エリシード様では無く中にいる貴族というか高官でゴマすりの得意な連中が持ってきた物だ。こういった品物で俺達の気を引きたいらしい。

 送られてきたのは全く約立たないゴミばかりだ。

 結構広めの場所を間借りしていた筈だが、今はその品物(ゴミ)で溢れかえっていて足の踏み場もない。


「ここにあっても邪魔だな。イッセイ片付けろ」

「了解って、叔父さん。もう体は大丈夫なんです?」

「あぁ。休ませて貰って悪かったな。大立ち回りだったと聞いてるからな、ワシも遅れを取らないように筋トレをするよ」


 エイワーズさんに刺された叔父さんもスッカリ回復し、今は動けなかった時を取り戻す如く筋トレしていた。

 因みにエイワーズさんも一命を取り留めた。その後、医務室内で聴取されご本人が色々と打ち明けたのだが、叔父さんが自分とエイワーズさんを襲った賊は窓から(俺が通った所から)出ていったと主張。それが通った(押し通した)事でエイワーズさんは無罪となった。


「フンッ! フンッ!!」


 叔父さんの筋トレ速度が加速して部屋はたちまち男臭さを含んだ熱を感じる部屋になってきた。


 別にここでやる必要無いのに…。


「でしたら叔父さんも片付けてくださいよ。いい筋トレになりますよ」

「…フンッ! フンッ!!」


 やりたくねーのかよ。


 絶対に聞こえてる筈だが全力でシカトこかれた。

 どうやらこのオッサンは後片付けとかはやりたくないらしい。

 俺は叔父さんは放っておいてテキパキと室内を片付ける。と、いってもそこまでキッチリとは片付けない。

 何故なら地下の問題が片付いたらここ(エルフの里)はおさらばする予定だ。居ても後数日の所を片付けてもしょうがない。

 出発の準備が出来ればいい程度だけ片付ける。


 ゴミを書き分けているとどの世界でもしたたかな高官は同じような行動を取る。壺に貴金属、絵に役に立たない宝剣などが送られて来ている。


「他には…。って何だこれ?」


 七色に光る銀で出来た俺の像…。驚きだろ。これ、全部ミスリル銀で出来てるんだぜ。

 像の大きさは1m程あり軽く持ってみてもこれ、数十キロはあるんじゃないの?

 ま、こういうやつはインゴットに変えちゃうんだけどね。


「…こんなもんかね」

「何か良いものはあったか?」

「ボチボチですね」


 ゴミを左右に寄せただけだが随分と広くなった。どんだけ持ち込んでたんだ…。

 でも、収穫も多かった。ミスリルのインゴット2つと金のインゴットが3つほど出来た。その他、宝石類がそこそこ袋に貯まったのでアニマ的にも美味い。


 他にも変な(大人のおもちゃと書かれた箱)箱があったがそれは開封すらしていない。

 そっと部屋の済に置いといた。


「後はこれだけですかね?」


 叔父さんに差し出したのは重厚な箱で、中には緑の液体がアンプルの様な容器に入って4つ程並んでいた。

 ポーションっぽいけどポーションにしては高級な扱いだ。


「あぁ。これか、『エリクシール』だな」

「『エリクシール』?」


 聞き覚えのない単語だった。

 俺が知らないのが叔父さん的に面白かったのか、ニヤニヤしながら教えてくれた。別に聞かなくても良いんだけど。


「エルフの秘薬だ」


 ドヤ顔の叔父さん。

 危ない危ない。危うくぶっ飛ばしそうな位ムカつく顔だった。


「…で、効果は何なんです?」

「お前もう少しワシを労れよ…」


 叔父さんは少し凹んでいた。

 思いっきり無表情の顔をしてやったからね。

 反抗期の子供にそっけなく扱われたお父さんみたいにシュンとしている。


「エルフの秘薬『エリクシール』とはな…」


 叔父さん曰く『エリクシール』とは世界樹の樹液を葉を煎じた物らしい。色といい作り方といいどっからどう見ても青汁だった。想像しただけで口の中が渋くなる。だが、効果は物凄そうだ。


 叔父さんの話だと部位欠損、致命傷、血液不足何でもこれ一本あれば途端に治せるらしい。生きてさえいれば半身を失っても元に戻るとかまんま、エリクサーでびっくりした位だ。

 それともう一つ聞き逃せない効能があった。

 それは叔父さんが一通り効能を話し終えると急に話題を変えて話をしてきた。


「エルフの里に居ると結界の力のせいで時間の流れが外と異なるんだ」

「??? なんの話です?」


 叔父さんは急に摩訶不思議な事を言い出した。怪我のせいで頭がおかしくなっちゃったのかな? って、思う内容だ。

 しかし、外の世界と時間が異なる? 一体どういう事なんだろうか。


「分からないって顔をしてるな。簡単に言うとここでの1時間が外の世界で1日経っている」

「へ?」


 何という事でしょう。エルフの里の皆が長生きなのは里の中に秘密があったのだ!? 

 と、どうでもいい話はさておき、それがどうしたと言われればそこまでな話だ。

 若いままならそれでも良いと思う。


「でな、その結界はエルフ以外にはそのまま時間が経過した状態で外に出るハメになる」


 叔父さんの話を噛み砕いて解説すると、世界樹にはバリアの様なものがあり呪いとなっているらしいのだ。何故か世界樹から外に出る際、中で過ごした時間をキッチリと精算されるらしい。

 要は呪いを受けると、とある計算方法から算出される日数が経過した状態で元の世界に放り出されるという訳だ。


「この薬はその呪いを無効化してくれる」

「ふーん」

「ふーんって、おまっ! どういう事か分かっているのか?」

「僕達は若いままもとの世界に戻れるって事ですよね?」


 とっても簡単な理屈だ。むしろ皆が若い俺を見て驚くだろう。ソフィア様辺りはお姉さんの様に振る舞ってくるだろうさ。年上になったソフィア様も見てみたいな。なんて考えていた俺は後でアホだと理解するはめになる。


「お前、ここに何ヶ月(・・)居たと思ってる?」


 叔父さんの言葉の後、教えてもらった計算をして後悔する羽目になった。



 ・・・


「…6年です」

「クククッ。そりゃ傑作だ。そんなに経ってたら相手はスッカリ淑女になってるな」


 俺が出した計算結果にギルさんが笑う。


「私はこのまま残ってても良いけどね」

「…俺もだな。このままここで色々研究したい」


 ガッカリと肩を落とした俺とは裏腹に2人はここで残留を希望する旨を口にした。どうやら2人はエルフの里の秘密の事を知っている様だ。


「あんた達、操られていたとは言え世界樹を占拠したのよ。恨んでるエルフの民も多いわよ」


 エリーがそう言うと2人は「だよなぁ」ってため息をついていた。


「クククッ。それにしても流石に6年はマズイよなぁ。別人になっちまう」

「ぐっ……」


 ギルさんが話をぶり返してきた。とっとと忘れろ。


 この世界は、1日が24時間、5日で1週間。1ヶ月は4週間で、20日となる。一年は12ヶ月あるので計算すると240日が一年になる。

 俺たちはこの度エルフの里に3ヶ月ほど滞在していたので、24(時間)×60日で1440日ペナルティを受ける。それを240で割れば6(年)となるのだ。


なんてまどろっこしいんだ。後で世界樹に文句を言ってやろう。

俺はそう心に決めた。


「おい。何時までも遊んでんなよ」

「へーい」「はーい」


 叔父さんが俺たちに激を飛ばしてきた。

 目の前に地下への入り口を見つけたからだろう。

 叔父さんの先に少し開けた場所が見えた。篝火が焚かれ灯りはあるが薄暗く今までの世界樹とは異なる雰囲気だった。部屋全体が今までとは違い壁や地面など至るところにコケなどが生え数十〜数百年は人が立ち入った気配がない。まるで時が止まっているみたいだった。

 そんな部屋の中にはポツンと1つだけ大きな扉がそびえ立っており鎖が扉を守りように一本左右に橋渡しに掛けてあった。どうやらあれが地下への入り口のようだ。


「中に入るメンバーは5人か?」

「はい。ぼく、叔父さん、ギルさん、リリコさん。それと、……エリーの5人ですね」

「何よ。不服?」


 不機嫌に言葉を漏らすエリー。

 不機嫌も何も危険な所にわざわざ付いてくるのが理解出来ない。

 再三、説明したにも関わらず頑なに譲らず付いていくの一点張りだった。そのしつこさに叔父さんたちも早々に折れ。俺だけが最後まで抵抗していた形だった。


「勇者が5人も居る豪華メンバーだな」

「叔父さん。何を呑気な事を…」

「何時までもグチグチうるさい奴だな何をそんなに気にしてる。不安があるならお前が守れ」


 怒られてしまった。

 エリーを見たら「しししっ」って笑っていた。

 誰のせいだよ。誰の。


「じゃあ今から潜るが、先頭はリリコとワシ。殿はギル。後衛はイッセイ。エリーは真ん中だ」

「なっ、それーー」


 叔父さんが敷いた布陣はエリーを守るのに特化した布陣だった。これならば俺も容易に守りやすいので安心だ。当然エリーは文句を発しようとする。が、


「嫌なら里に残れ」


 叔父さんに一喝されエリーは黙った。

 まさか自分も怒られると思って居なかったのだろう。


 叔父さんは悪びれる様子もなく話を進める。


「封印を解くぞ」


 叔父さんが合図をすると、叔父さんは剣をリリコさんは斧を出した。


「その剣、何気に久しぶりに見た気がします」


 叔父さんが抜いた剣は刀身が黒く光っている剣でバチバチと電気を発している。魔剣カラドボルグだ。


「まぁ、こいつは斬れすぎるからな」


 叔父さんはあまり魔剣は使う事が少なく、どちらかというと打撃による攻撃か、相手が持つ武器を使うパターンが多い。

 前にどうしてかを聞いたら『相手(・・)を斬れすぎるから使わないんだ』と言っていた。

 無駄な殺生を嫌う叔父さんらしい意見だった。


「ぬううんんんんん」

「はあああああああ」


 叔父さんとリリコさんが飛び上がり鎖に向かって互いの武器を振り下ろす。


 が、鎖の側に張られているバリアの様なものに弾かれてしまった。


「まるで手応えがない」

「私も似たような感じだよ」


 地面に着地した2人は扉を睨んだが鎖には傷1つ付いていなかった。


「こいつは無理だな…」

「そうね。悔しいけど全く断てる気がしないわ」


 叔父さんとリリコさんは諦めムードだ。

 八方塞がりな空気が広がる中、胸にくっついているヴィルが輝くとその姿をいつもの黒剣の形に変えた。


「どれどれ、俺がやってやるよ。イッセイ、力を貸せ」


 ヴィルが勝手に動きだしたかと思うと俺の前にホバリングした。こういう時は握れという合図だ。

 浮かんでいるヴィルを掴むとヴィルは俺の魔力を吸い全身から波動を発生させる。

 動かすたびにヴィルの近くが波打つ。

 魔力も最高潮に充填された所でヴィルが声を出した。


「今だ。鎖を断て」

「はああああああああああああ」


 ヴィルに言われたとおりヴィルを握りジャンプする。

 特に力を込めたわけでないが鎖の高さを有に超えた。その後、自由落下で鎖に刃を当てるとバター等柔らかいものに刃を入れたように『スッ』と鎖を切り裂いた。



 --シュ…ピンッーー。ゴゴゴゴゴゴ……


 鎖を斬った瞬間、目の前の門が待っていましたと言うばかりに勝手に開いた。


 開いた門からカビ臭い…というかすえた(・・・)臭い、少々しっとりした冷気等の嫌な雰囲気が溢れ出す。あまりの(おぞ)ましさに誰かがつばを飲み込んだ。それがハッキリと聞こえるほど静かな不気味さがあった。



「よし。荷物のチェックが整い次第出発するぞ」


 松明に火をつけた叔父さんの言葉に合わせて気合を入れ直した。



 ・・・



「ふぅ。どうなってるんだここは…」


 叔父さんがボヤきながら敵に刺さっている(・・・・・・)カラドボルグを抜く。が、


「ギャギャギャギャギャ」


 死んでいたはずのモンスターが再び息を吹き替えしたのだ。


「くっ、埒が明かん。カラドボルグよ、放て! 神の雷だ」


 カラドボルグが叔父さんの言葉に呼応する様に雷を発する。それに飲み込まれたモンスターは燃え尽き灰のようになった。


「これはキツイな…」


 叔父さんが肩で息をしながらボヤいた。

 皆が同じような意見を持っていた。


 門を通って進んだ先はまさに地獄だった。

 倒したモンスターが何度も立ち上がり襲いかかってくるのだ。数回戦闘を経験した事で分かったのが、灰になるまで燃やし尽くす。か、門の先へと出るかの2つだった。

 1つ目は戦っていくうちに気付いた事でそこまでしないと動きが止まらなかった。

 2つ目は懸念事項からだ、開いたままの門にモンスターが行ったら里に影響が出る。そう思って見に行った訳だが門から出ると何故か全部、灰化した。

 他にも効率のいい倒し方があると思うが現状分かっているのは上記の2点である。


「この場所は罪人が落とされる場所でエルフ族でもここの話をした瞬間眉をひそめるわ」


 俺は地面に置かれた松明を拾い、周囲を警戒する。

 門を潜った先は木の根に囲まれた大きな空洞だった。部屋と呼ぶには天井が低い気がするが洞窟と呼ぶにはサイドが広い。

 エリーの話を聞くと罪人が入れられていた場所らしいので、牢屋と言われれば納得できるのだが長年放置され過ぎて世界樹の根が牢屋を破壊し中が一つの部屋として繋がったみたいだった。


 大抵の事が許されるエルフの罪って何だろうか?


 性にも寛大で同族殺しなどしないエルフの民の罪とは一体何なのだろう。

 顔を真顔にしたエリーはお茶を濁す様でハッキリとは言わない。よっぽど

 よく分からなかったがそう言うもんだと納得する。


「ここにこさせられた罪人は未来永劫死ぬ事を許されないの」


 何それ。コワっ。


 エリーの話に耳を傾けつつ先へと進む。魔力探査すると恐ろしいほどの反応が帰ってくるがほとんどその場に動かず、しゃがんだり意味もなくウロウロしているのがほとんどだった。なので、こっそり横を通り過ぎようとしたのだが、以外にも音や臭いに敏感で近づくと襲いかかってきた。


「マメに魔力探知して最小限で進むようにします」

「悪いが頼む…」


 その後もなんとか最小限の戦闘で進んでいくと、木の根がどんどん太くなり数も増えてきて、部屋の中も殆どが木の根っこだらけになりまっすぐ進むことが出来なくなってきた。


「地形が大分変わってきたな」

「あぁ。とても興味深い」


 叔父さんの言葉にギルさんは世界樹の根をペタペタ触りながら答えた。

 ギルさんはどうやら冒険が好きなようで先程からメモを必死に取っている。

 また、世界樹やモンスターも採取し、記録をつけていた。


「遺跡とか好きなんです?」


 俺が聞くと、


「まぁな。古い物が好きなんだ。遺物みるとその時どんな事を思って過ごしたかとか気になっちまうんだ」


 ギルさんが言った。


「考古学ですか…」

「何だ? 考古学って」


 俺は考古学がどういうものか知っている知識を伝えた。


「なるほどな。じゃあ、俺は今日から考古学者って事にするよ」

「敵襲!!」


 エリーの叫ぶ声が聞こえる。


「モンスターはドルイド。歩行樹ね。後はワームがいるかも…」


 カサカサと音がしたのでそのドルイドとやらが来たのだろう。

 実際見ると…歩く木だ。木に顔が付いた歩く木だ…。

 グループで出てきたがカニの様に横歩きになって向かってくる。目だけこっちを剥いて睨んでいた。正直、薄気味悪い。因みにワームとやらは居なかった。


 乾燥していて良く燃えそうなのでプロメテを呼んで一気に焼いてやることにした。



 ・・・



「しかし、ここは思ったよりも酷いわね…」


 エリーは頬を押さえながら目の前の惨状を見ていた。

 パチパチと音を立てて燃えているのは、先程出てきたドルイド達だ。

 プロメテに焼いてもらったらものの数秒で全員に引火して今はこんな状況である。

 キャンプファイヤー並に燃えてるのでここで結構熱い。


「罪人の魂達は世界樹に帰れたかしら…」


 エリーは祈る様にモンスターに膝を付く。

 こういう事を出来るエリーは真の勇者なんだと思う。

 実際にエリーが祈ったモンスターが光の粒子となって世界樹に向かって行くのが見えた。恐らく無事世界樹の所へ行くことができたのだろう。


「せいっ」

 --ズバーッ


「セイヤー」

 --ドバァー


「ハァーッ」

 --ブスブス…


 神秘的な雰囲気の隣でやたらと激しい雰囲気が出ていた。


「おかわり持って来いや!!!」


 倒したドルイドを踏みつけリリコさんが叫ぶ。

 この人、戦闘が始まると興奮していくよな…。バーサーカーか?


「アハハハハハ。私を興奮させーーあいたぁ!!」

「おい。ちょっと静かにしろ…」


 杖で殴られたリリコさんが頭を抑えて悶絶していた。


「何だよギル!! 叩くことは無いだろ。バカになる」

「うるせえな。もう手遅れだ」


 いつもの調子でじゃれているギルさんとリリコさん。いのしし娘を良く手懐けてるなぁと思う。そんな2人をエリーがジッと見ていた。

 お祈りの邪魔をされてお怒りなのかな? ちょっと声を掛けておくか…。


「エリー?」

「リリコお姉さま。カッコいい」


 口を開けてあんぐりしてしまった。

お読み頂きましてありがとうございます。

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