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プロローグ
2500年、いまの地球は資源や環境問題ましてや食料問題が無くなった。
人々はただ、なんの心配なく日々を過ごしている。
何故、食料問題等が無くなったか。
それは、簡単。
神と人間が契約したからである。
その契約内容は簡単。
「神は地球上に住む全ての生き物へ資源や環境、食料問題などという問題を排除し、安定して暮らせる地球を提供する。
代わりに人間は自分の名前を神が付け、生まれながらにそれがわかる。
その名前を他人に呼ばれてはならない」
と。
ただこの契約には穴があった。
「一部の部族は生まれ持った名前をわかる。
その部族に名前を呼ばれたものは死に至る。
ましてや、自分の名前を他人に呼ばれたりしたのならばそ奴の命はない。」
その部族こそ名無族。
通称名族。
この話はそう、その地球に住む哀れな人間の物語りだ。
れんさーいデス。
お読みいただきありがとうございマス。