帰宅
ゆっくり進行中
魔王軍のゴブリンジェネラルを倒すというチュートリアルとは言えないことをしてしまったが・・・
まぁいっか!やったの女神様だし俺、ただの狩人の村人だしね
「レイラと早く合流しよう」
合流地点に急ぐルークだった
ようやく合流地点についた。
既にレイラは切り株に腰かけて待っていた、これで一安心だ
「なんかすごい音が何回も聞こえたけど、大丈夫だったお兄ちゃん?」
心配してくれる妹・・・いいな!
「うん、まぁ大丈夫だよ・・・それよりなんか魔王軍のゴブリン部隊がこの山にいるみたいだけど大丈夫だったのか?」
まぁここにいるから出会ってはいないんだろうと思いつつ聞いてみた。
「あー・・・そういえば隊列組んでるゴブリンいたね」
いたんかい!良く無事だったな!
「よく見つからないでここまでこれたな・・・運がいいな」
劇運でも着いているのだろうか
「そうだね!運がヨカッタヨ」
なぜに片言?
「というか早く近くの村人達に知らせに行かないと!」
のんびりしている暇は無かった!と動こうとしたら・・・
「あ!さっき勇者みたいな人がゴブリンを倒してるのみたんだった!」
・・・なにその後付け情報!妹の目がめっちゃ泳いでるんですけど・・・嘘としかおもえないが・・・お兄ちゃん信じるよ!めんどくさいからね‼
『そうそうさっき鑑定のスキルも埋め込んどいたから!役立てなさいな』
後付け情報に便乗しやがった!いきなりすぎだろ・・・
「・・・そ、そうかぁ丁度良く勇者がいてくれたことに感謝だな!」
棒読みになったわ!
「そうだね!感謝感謝!」
そこには一切目をあわせようとしない妹がいた・・・鑑定してやろうか!・・・鑑定できないんですけど・・・一体あなたは何者?まぁでもレイラはレイラだからいっか
「ちょっと早いけど獲物も十分とったし家に帰ろうか」
丸太から立ちあがり
「そだね!帰ろう」
ほんとに勇者がいたのかも知れないし、それ以外のなにかが村が襲われる危険を排除してくれたが、やっぱり心配なので歩く速度は自然と早くなった。
何事もなく村に着いた・・・うん、いつもと変わらないだろう田舎の風景が広がっていた。
自分の家につく前にやたらと村人達に挨拶やらなんやら話されたがこれが日常なのだろうと受け入れた
「お母さんただいま!」
妹が元気良くいい自分も「戻りました」と声をかける
「お帰りなさい」母も笑顔で言う
妹が取ってきた獲物を出し言う
「明日からお兄ちゃんとは当分会えないだろうから、今日はお母さんと腕によりをかけてご飯作るね!」
・・・え?今なんて??