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君がいる日常。

いつか。

作者: SYULI

ねえ、いつかって具体的に何時だと思う?


明日、明後日、明々後日。

1年先、3年先、10年先。


私はどうなっているんだろう。


小学校、中学校、高等学校、大学、専門学校、キャリアウーマン、主婦、それとも自宅警備員?


他人の将来も、自分の将来も、全く予想が出来ないし、存在している確信も無いわけで。


当たり前のように、働いて、結婚して、子どもを育てる将来が来ると思っていた子供時代の気持ちは遠くの遠くに置いてきてしまったのかもしれない。


何歳になったら私は"普通"になれるのかな。


好きな人が出来て、相手にも好感を持ってもらえていて、アプローチをするうちに両想いになる。


そんな漫画やドラマの世界の普通(アタリマエ)が、現実の世界では如何に貴重で素晴らしいことなのかって


分かっているようで解っていないのか

どうしても"いつか"に期待してしまう。


まだまだ未熟者の私の考えだから、

希望を持つのは無駄なほど私の気持ちも世間の考え方も変わることは無いのか

私が思うよりも世界はもう少し優しいものなのか


本当のところはわからないけれど


私はこれから"普通"になれる?

今までの気持ちは嘘だったんだって

本当の恋はこれからだなんて

使い古された言い回しをしたくなる時が来るのかな


情熱的な恋愛もしてみたい

一瞬の衝動にかられる恋愛もしてみたい

何日も食べられなくなるくらいの失恋もしてみたい



それでもやっぱり大切な人の大切な人になりたい


一生のパートナーと巡り会える奇跡なんて大それたものじゃなくて

一時でもそんな経験をすることが出来たのなら


生まれてきてよかったって

不良品でも育て間違いでも無くて、

私は私で良かったんだって

満足する人生をおくってきたって

思えるような気がするんだ



これから先の未来に何が待っているのだろう

どんな人たちと出会うのだろう


私にとっての"大切"は様々だけれど

そんな"大切"を増やしていきたい



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