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三魔界の似非陰陽師  作者: ロック
13/17

人選は大事だけど行動は自由

 前線へ着くと、相手の戦力が見て取れる。


「結構いるな」


「ですが私達の戦力を舐めてもらっては困りますね」


 精鋭部隊に白赤城の二人、仙人、三強の鬼、リル、志願したアゲハと香織。このメンバーで護送する事になった。


 各部隊の指揮は飛鳥、世羅、マリア、霞蛇が引き受けた。


「じゃぁ、好きなだけ暴れて下さい。乱闘パーティー開催です!」


 椿の掛け声に一気に突っ込む兵士。相手もそれに応えるかのように向ってくる。


 そして護送と言う強行突破も開始された。


 目的地は神殿の中枢部。リリスが嘗て封じられていた場所。精鋭部隊が敵を蹴散らし神殿内部へと突入する。


「内部から更に戦力を出していると言う訳か」


 彩魏の言葉にライアが反応する。


「神殿からこれ以上外に出す訳には行かないわ。ウィグ、此処は私達で食い止めるのよ」


「分かったよお姉ちゃん。私達龍姉妹の力みせてあげる」


 ライアとウィグが離脱すると、リル、アゲハ、香織も残った。


「外に出さない様にするなら二人では大変なので私も残ります」


「だったら私達はサポートよ。それが終わったら加勢。香織、準備は良い!?」


「いつでも!」


 アゲハが歌い出すと香織が花のスピーカーで音を広げ、幾つもの楽器の音が流れる。二人の奏でるハーモニーが皆の闘争心を上げる。


「凄い。力が湧き上がるようだわ」


「これならこの数も平気に思えてきた」


「志願してくれた事に感謝ですね」


 二人の歌声は美しく広がる。


「あの二人の歌は心に響かせる特殊な声。蝶と花と言う素晴らしい相性から出来た産物。此処は任せて先を急ぎましょう」


 彩藍は先へ行く事を促すと、残った彼女等に振り返りはしなかった。


 更に奥へ進むと、段々と敵の強さも増していく。


「どうやら私達はここまでの様ですね」


「私もそろそろ一暴れしたいと思ってたよ」


 一角の大広間、ずらりと並ぶ死霊達、結構強者ぞろいだと分かった鬼の姉妹は椿達を先へ行かせた。


「あなた達の相手はこの鬼姉妹。欄華と」


「憐華が相手にするよ」


 二人は息の合った攻撃で突破口を開くと、そのまま戦闘に入った。


「流石に精鋭部隊といえど、散り散りになり得ないようね」


「だがそんなに長くは持たないぞ」


「ええ、分かってます。だからこうして先を急ぐしかないんです」


 更に広間が見えてくると「中枢はあの奥だ」と彩魏が叫ぶ。だがその広間にも死霊達が湧いていた。


「やはり最期に向うのは要の五人になりますね」


「ああそうだな。無傷のまま行かせられるのは幸いだな」


 彩藍と彩魏は「行け!」と叫ぶと無理矢理突破口を開く。辛うじて五人が通ると直に道は塞がった。


「もう少し人数こっちへ回すべきでした」


「今更泣き言言うな。俺達の役目は果たしたんだ。後は暴れるだけ暴れてストレス発散でもしようじゃないか」


「そうですね。偶にはそれも良いですね」


 こうして先に進めたのは、偶然か必然か、五大元素を司る者達となった。

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