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本当の幸せ  作者: 蝶屋 綺羅
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帰り道

「幸せ横丁」の噂は、昼休みの頃には

6クラスもある4年生全体に広がり「幸せ横丁」の話題がもちきりになった。

噂の元となった私のクラスには、沢山人が押し寄せてきた。

「ねぇねぇ、夏子ちゃんは“幸せ横丁”どんな町だと思う〜?」

と雛美。

雛美と話すとまた貶されたりしてなにかと面倒になるので適当に答えてから、「私、トイレ行ってくるから。」と言ってその場を去る事にした。


幸せ横丁かぁ〜

幸せ横丁なら、皆笑顔だよね、絶対。

なにせ名前が「幸せ横丁」だから。

でも、どこにあるんだろう。

もしも、もしも幸せ横丁でも誰も笑顔じゃなかったら。

それじゃあ幸せ横丁なんて名前つかないよね。

でもそれが本当だったら…不幸横丁って名前になるよね。

そんな事を考えながら私は家路を辿った。

だが、ふと顔を上げると、そこには奥深く続いているような見たこともない道が現れていた。

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