異世界 12話
「…すまんな冥夜…………さっきのは忘れろ…」
「くすっ……はい!畏まりました!」
今少し笑ったな?……後でお仕置きしよう………覚悟しとけ………
まぁ、今はドラゴン達を血抜き……いや、無理だな……大き過ぎるからそのままアイテムボックスにいれ、帰ろう……また変なのが来たら今度こそ終わりだ…
「冥夜、今の笑った事はあとでお仕置きするとして今はスグに帰るぞ、また何かが来たらたまらん。」
「は……はい……」
冥夜はお仕置きと聞き顔を暗くしながら歩き出す刹那に着いていく。
そういえばスキルが増えていたな…
彩美 刹那 レベル43
HP1975
MP1035
スキル
身体能力7
武器適正8
女神の御加護10
能力付属
〜魔法〜
火7
水7
癒8
無3
これだ、能力付属………これはどういうものだ?
能力を付ける……
それは名前的には分かる……が、どういう風にかが問題だ……
そのままコピ
ーのしたように付属したものに能力がいくのか…
それとも自分の能力がそのままいくのか………
どちらにしろ付属するには危険がないように物に付けた方がいいな……
「冥夜、何か物は無いか?なんでもいいんだが…」
「はい?……えっと………こちらはどうでしょうか?」
冥夜が取り出したのはいつも冥夜が使っている包丁だった。
「包丁か……よしそれでいいや、ちょっと貸して、壊れるかもしれんが……」
「はい、それは構いませんよ。ですが、何にお使いになられるのですか?」
(も、もしかして私を…………いやいや!刹那様が私にそんな事しませんよね!…………………………でも刹那様なら///)
「新しいスキルを覚えてな、試したかったんだ。」
刹那は冥夜が顔を赤く染めたことに気づいたが、どうせまたいつもの想像と思い無視をした。
「新しいスキルですか?今度はどのようなものなのでしょうか?」
「今回のは能力付属というものでな…このスキルにはレベルが無く、情報がないんだよな…」
「それでものですか……あ、どうぞお試しください」
(なんだ、私を傷付けるためじゃないんですね………しゅん…)
「あぁ、ありがとう。じゃあ始めるから少し離れてて、何が起きるかわからないからな」
刹那は包丁を左手に持ち、右手をかざすように添える。
「えっと…ここはレベルの高い………『能力付属』『癒魔法1』」
すると包丁は光をほうっと灯した。
「見た目は光ってるだけだな………どれ……」
刹那は自分の指をスッと軽く切る、すると、ちゃんと癒魔法は付属出来たようで、切ったはずの傷が塞がった。
「でもこれ痛いな…「刹那様!?!!!!」……あ……」
「せ、刹那様!お怪我……お怪我は有りませんか!?ど、どうしてあのような事を!?………………刹那様ぁ…」
冥夜が素早く近ずいてきて、俺の指を見て能力がちゃんとに付属されている事を確認すると涙目で俺を見てくる。
「はは、大丈夫だよ……すまん、そこまで考えてなかった……また冥夜に心配かけたな……すまん…気をつける…」
「いえ……大丈夫です……刹那様がお元気であれば…私は……」
刹那は冥夜を優しく撫でる…
「あぁ、ありがとう……次から気をつける……」
うぅむ、暗い雰囲気だ……
いや、俺が悪いんだが………
「……冥夜、何かして欲しいことはないか?」
「して欲しいことですか?………私は別にありませんよ?」
「なんでもいいんだぞ?いや、生命に関わること以外ならな」
「……ちょっと待ってください刹那様、考えます…」
(なぜ刹那様は急に……?
あ、もしかしてこの場の空気を和ませようと思われて!?……あぁ、刹那様申し訳ありません……普通は私がやらなければいけない事を………これは刹那様の為にも良い案を!!!)
「………じゃ、じゃあ刹那様……………私と…………き、き……抱きしめてくれませんか?」
「抱きしめる?そんな事でいいのか?……まぁ、わかった……こっちにおいで…」
刹那は驚きながらも真剣な顔で冥夜を抱きしめた。
(あぁ!!!私のおばか様!なぜキスをしてほしいも言えないんですか!………………………………………………………
あぁ、刹那様……いい匂いですぅ///)




