現実世界 番外編(本編共有)2話
本編、番外編、本編、番外編の順に出します。
今回は番外編どぞー!
ミーンミンミンと、セミの音が聞こえる。
「暑い………」
「暑いのは仕方がありませんよ?刹那様……」
冥夜はそう言って俺の事をうちわで扇いでいる。
「冥夜、俺の事はいいから自分を扇ぎなさい。」
冥夜の首筋には汗がべっとりとついている。
「いえ、私は大丈夫です。慣れておりますので…」
そんな悲しい事を冥夜は言う……いつもそういう事は言わないように言っているのだが、癖なんだろうか?
「……………そうだ冥夜、一緒に何処か出掛けないか?」
「お出掛けですか?………」
今は近くのショッピングモールに来ており、冥夜と俺は水着が売っている店に来ていた。
「……んー…」
そして、俺は色々な水着を冥夜に被せ、どれが似合うか悩んでいた。
いや、どれも似合うのだが……
「…よし、冥夜これを着てくれないか?」
「い、いま着るんですか!?///……………わ、分かりました///……」
冥夜に最も似合うのはやはり…黒かピンクだと俺は思う。
冥夜のスタイルはものすごくいいスタイルをしている。そして、一番が胸だ。Dはあるであろう胸を強調させるため、黒で身体を隠し、ピンクで胸を覆い隠す。
もちろん背中の傷は隠すように工夫はするが………お、冥夜が着替え終わったか?
試着室のカーテンが少し揺れ、着替え終わったのかと思う。
「冥夜ー着替えたか?」
「ひゃぁ///せ、刹那様!?ま、まだ着替え終わってないです!///」
「そうか、着替え終わったら言ってくれ。俺がそっちに入る。」
「ふぇ!!///」
もし、冥夜が外に出て来てほかの人に先に見られたら嫌だからな。
俺が一番に見るため俺が中に入る。
「……遅いな…………」
あれからもう10分は経っている。それなのにまだ着替え終わらないのはおかしい。
「冥夜ー?入るぞー?」
俺は試着室のカーテンを開けるのと同時に中に入りカーテンを閉める。
「…なんだ、着替え終わってるじゃないか。」
中に入ると、鞄で自分を隠し顔を赤くする冥夜がいた。
「せ、刹那様!?……な、何故!?///」
「冥夜に何かあったのかと思ったのだが………そのようではないようだね?」
そう言いつつ俺は冥夜の腕を掴み、体を隠さないようにと押さえつける。
「うん、可愛いね。」
「う、うぅ///…刹那様、恥ずかしいです//////」
うーむ、やはり冥夜の照れる姿は可愛いなぁ。この姿で照れているのを見るとこうしたくなる。
ふぅ……
「ひゃ///しぇ、刹那様!?!///」
俺は冥夜の耳に息を吹きかけた。
ふぅ…
「んにぁぁ!!!//////………………あ!あの!!//////」
うんうん、冥夜はいつも通り平常運行だ。
ちゃぷちゃぷ……
その後昼飯を外食で済まし、俺達は家に帰ってきた。
本当はプールか海かに行こうと思っていたのだが、冥夜の水着姿を他の人に見せるのは勿体ないと感じ、家(城)の大浴場を水にし、俺たち専用のプールにした。
「刹那様、冷たくて涼しいですね。」
「あぁ、やはり夏と言えばプールだな。」
俺はプールに入り端に寄りかかっていて、冥夜はその前で立ち、俺の事を見つめている。
「どうした?泳いでもいいんだぞ?」
「いえ、私は刹那様を見つめているのが楽しいので大丈夫です………それに…」
冥夜は背中を少し見て悲しい顔をする。
「………………冥夜、俺の前ではそんなもの気にしなくていい。俺は冥夜の事は嫌いじゃない。好きなのかとかはまだよくわからないが、俺は冥夜の事を嫌いに何てならない。」
注意…まだ現時点では刹那は冥夜を愛していることに気づいていません。
「刹那様……………ありがとうございます……」
冥夜は少し楽な顔になったがそれでもまだ悲しい顔をしている。
「……冥夜、こっちにおいで。」
俺は冥夜を手招きし、冥夜を近寄らせる。そして冥夜の背中の傷跡を俺がなぞる……
「お前は俺のメイドで奴隷だ……それの印だと思えばいい。実際には俺が付けた印ではない、だけど…………」
俺は冥夜の背中の文字を舐める。
「ほら、これでどうだ?上書きだ。」
「…//////刹那様、申し訳ありませんでした///私の我儘で刹那様を心配をお掛けしてしまいました………私はメイド失格です………それでも、それでも刹那様は私を奴隷、メイドとして扱ってくれますか?捨てたりは致しませんか?」
「あぁ、誓おう俺は冥夜を『離さない』俺は冥夜と『一緒にいたい』んだ。俺は絶対に捨てたりはしない。」
「刹那様…///…………ありがとうございます………」
う、うぅん?ハーレム系のつもりだったんだけど…冥夜の事を思うとハーレムにしない方が…と思ってしまう………てか、どうやって冥夜にお許しを貰えばいいんだ!?
うぅ、考えろ俺……俺は冥夜の生みの親だぞぉ……考えろぉ考えろぉ………
考えついたらハーレムに致します。それまで冥夜を愛でまくる!!!




