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「じゃあミアまた職場でね」と颯爽と帰って行く姿を家族で見送った。さすが麗しの師団長は所作がとても綺麗で素敵だった。ただ貴方どうするんですか?家族が固まっていますよ?どう責任とってくれるのですか…
「ミア!どういう事?!!」
「アメリアなんで公爵閣下が!…せめて前もって連絡をしてくれれば。」
我に返った両親が質問攻めにしてくる。どう説明したらいいのか…難しい。
「昨日職場で出会って、それで今日一緒に出かけてて…この後家に帰るって言ったら送るって聞かなくて…連絡する間も無くて…」
私は目を逸らし出来事を掻い摘みながら、しどろもどろで説明をする。何故新人が師団長と一緒に出かける事になるのだ?!と頭を抱えている。抱えたいのは私だ。再会して以来振り回されている気がする。
「愛称呼びまでされて…しかも次回は先触れを出してまで訪問してくれるとは…。この子の何が…」
「家が気に入ったんですかね?」
はぁ…と両親が頭を抱えていた。私は久しぶりの我が家に帰れて嬉しいはずなのに、何故こんな事になっているのか納得がいかない。次からは何を言われても絶対に断ろうと決意した。私はこの決意が脆くすぐ壊されてしまうなど考えてもいなかったら。
その後の我が家はとても快適で久しぶりに会った侍女のカンナに、マッサージまでしてもらいピカピカに磨き上げてもらった。仕事に生きるとは決めたが一応年頃の女の子なので気にはなっていた。寮だと全て自分でしないとダメなので隅々のケアまで行き届かなくて荒れ果てていたので嬉しい。
ご飯も美味しいし皆が色々してくれ、やっぱり我が家は天国だわ。思い切って帰ってきて良かった。両親がどことなく呆れた目で見てくれのが気になったが、ルイ様の事だろうからそっとしておいた。
「また帰ってきます!」
「公爵閣下によろしく言っといてくれ。こちらとしてはお気持ち受け取らせて頂きます。と伝えといてくれ。」
お父様が頭を抱えながら見送りをしてくれた。何の事かはわからないが、わかりました!と返事をし馬車に乗り込み両親に手を振って寮へと戻る。
「あの子何考えてるのかしら?」
「…何も考えてないんだよ。」
両親が私の悪口を言っていたなど思い至る事もなく、明日からの仕事を頑張れそうとのんびり考えていた。
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「ねぇミア今度我が家に遊びにきて?来るよね?」
休み明け私は何故かまた前と同じ部屋に引き込まれルイ様にお願いという名の決定事項の命令をされていた。何故こんな事に。




