表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Nigrum Agnus Dei-復讐の神官-  作者: 藤和
エピソード:e
1/22

黄衣の王

 鈴の音と共に目の前に(あらわ)れた神様が、生まれたばかりの赤ちゃんに手を伸ばす。

 やっと生まれた私の赤ちゃんを、菜の花色のマントを(まと)った神様が、今まさに連れて行こうとしている。

 いやだ。神様になんて私の赤ちゃんを渡したくない。

 これ以上なにも神様に奪われたくない。

 どうして神様は私からなにもかもを奪おうとするの。

 腕の中で眠る、柔らかくてあたたかい赤ちゃんを抱きかかえ、恐れと怒りで震えながら、私はすぐ側にいる友人に助けを求めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ