第二話〜転校生〜
三話を三十分後に投稿します。
ぜひ読んでみてください!
ジリリリリリ
目覚ましがなり、僕はその音で目を覚ました。
目覚ましを止めると、僕は下の階へと下りた。
軽めのご飯を食べると、僕は時計に目をやった。
時計は七時半をさしている。
「行くか……。」
僕はそう言うと床に置かれていたランドセルを背負った。
まだ一年しか使っていないランドセル。
だけどランドセルは傷だらけだった。
通学路がとても危険な道だからとかではない。
登校中に大冒険を繰り広げているわけでもない。
学校の友達、いや友達とは言えない。
そいつらがつけた傷だ。
僕の親が買ってくれた唯一のプレゼント。
いや、プレゼントなのだろうか。
はやく僕を自立させたくて、大人にさせたくて、小学生らしくさせて、はやく僕から離れたかったのかもしれない。
僕は親から愛情を注いでもらったことなんてない。
それが当たり前。
外に出たときに親子で幸せそうにすごしている姿を見るたび、僕の気持ちは青く染まる。
なんでだろうな。
僕がもし、羽がない状態で生まれてたら、普通の子どもとして、他の子と変わりない姿で生まれてきてたら、僕もあんなふうに笑えてたのかな。
そんな事を考えながら、僕は家を出た。
気がつくと学校についていた。
クラス分けが書かれた紙が張り出されていた。
僕は二組か。
暗い気持ちで僕は教室へと向かう。
僕が教室に入ると、みんなが僕に視線を向けた。
それはお前はここにいてはいけない、俺たちに近づくなと言っているようだった。
僕はつらい気持ちを我慢して自分の席へと座った。
みんなの視線が冷たかった。
早く学校が終わってほしい。
そんな事を考えていると、担任の先生らしき人物が教室に入ってくる。
先生は僕を睨みつけたかと思うと笑顔になってこう言った。
「今日はこのクラスに転校生がいます。」